DGDV、医療データ利活用プラットフォーム「Yuimedi」に4億円出資!米国法人設立で日米事業加速へ
株式会社DG Daiwa Ventures(以下、DGDV)は、医療データ利活用プラットフォームを開発する株式会社Yuimedi(以下、Yuimedi)にリード投資家として出資を実施したことを発表しました。今回の出資額は総額4億円にのぼります。
Yuimediは、医療データの利活用を促進することで、医療現場の効率化や新たな医療サービスの開発を目指しています。創業当初から米国市場での事業展開を視野に入れており、米国有数のアクセラレータープログラムであるAlchemist Acceleratorに採択されたことをきっかけに、米国進出を本格化させてきました。
2023年には、TechCrunch Startup Battlefieldへの選出されるなど、米国でも注目を集めています。米国法人では、生成AIを用いた医療データ抽出ソフトウェア「YuiQuery」の開発をメインに進めており、既に医療機関に在席するデータサイエンティストによるテストユースを実施しています。
DGDVは、Yuimediの米国展開を支援するため、アクセラレータープログラムや米国イベントの紹介、先方との交渉などをサポートしてきました。今回の出資は、Yuimediの更なる米国展開加速と事業推進を支援するために行われました。
Yuimediについて
Yuimediは、医療データの利活用を通じて、医療現場の課題解決と医療サービスの革新を目指しているスタートアップです。医療データ分析、医療AI開発、医療情報システムの構築など、幅広い事業を展開しています。
Yuimediの代表取締役であるグライムス英美里氏は、医療データの利活用に長年携わってきた経験と知識を活かし、同社の事業を牽引しています。
DGDVについて
DGDVは、2016年に設立された日本発のグローバルベンチャーキャピタルです。AUMは約250億円にのぼり、国内外の最先端テクノロジー領域への投資を行っています。世界各地の有力VCと連携し、厳選された投資機会を獲得することで、世界No.1を目指せるスタートアップへの投資を積極的に行っています。
Yuimediの今後の展開
Yuimediは、今回の資金調達を基に、米国法人での事業を本格化させるとともに、日本国内でも医療データ利活用プラットフォームの開発・普及を進めていく予定です。「YuiQuery」の開発も加速し、より多くの医療機関に導入されることを目指します。
医療データの利活用は、医療現場の効率化、新たな医療サービスの開発、患者のQOL向上など、多くの可能性を秘めています。Yuimediは、DGDVの支援を受け、医療データ利活用の分野をリードし、医療業界全体の進化に貢献していくことを目指しています。