クジラボが提供する「キャリア座談会」とは
2023年5月31日、水曜日の夜、クジラボが主催する「先生のキャリア座談会」がオンラインで開催されます。このイベントは、教育に携わる方々やこれから教員を目指す人々が、自身のキャリアについて考える良い機会です。
開催の背景
最近の文部科学省の調査によると、教員の長時間労働が問題視されています。特に、小学校では64.5%、中学校では77.1%の教員が週に50時間以上在校する状況が続いているとされています。このような状況の中で、教師がどのように自分のキャリアを考え、働き方を見直すことができるのかが重要な課題となっています。
参加対象者と目的
この座談会では、「本当に先生に向いているのだろうか」と不安を感じている方や、教員の仕事を続けることへの迷いを持っている方に特におすすめしています。また、今後のキャリアをどう築くか悩んでいる方々に向け、成功した先輩の経験や考え方を聞くことができる貴重な機会となっています。
詳細な情報
登壇者のプロフィール
座談会には、教育現場での実績豊富な先生方が登壇します。
渡邊友紀子先生
公立小学校の教員である彼女は、SNSを通じて教師の悩みや思いを発信しています。最近、初著書『学校がしんどい先生たちへ それでも教員をあきらめたくない私の心を守る働き方』を寄稿しました。彼女は、しんどい思いを抱える教師に寄り添い、道を示そうとしている重要な存在です。
松下隼司先生
大阪の公立小学校で教鞭をとる松下先生は、多様な作品を発表してきた方で、教育書や絵本の著者でもあります。短歌や演劇活動にも従事し、多方面で才能を発揮しています。彼の経験を通じて、教師の働き方の可能性を広げることに寄与します。
参加する意義
この座談会は、教師としてのキャリアを考えるきっかけを提供するもので、参加者が自分の思いや目標を再確認し、具体的なアクションを考える手助けになります。教育現場にはさまざまな課題があり、自分に合った働き方を見つけるために参加してみることをおすすめします。
結論
クジラボは「教育のオープン化」を掲げ、教員のキャリアの多様性を支援することをミッションとしています。新しい働き方を模索する上で、この座談会は一つの大きな第一歩となるでしょう。ぜひ、興味のある方は参加を検討してください。