訪日外国人向けウエディングサービスの新たな扉を開くウエディングパーク

ウエディングパークの新たな試み

株式会社ウエディングパークは、東京都港区に本社を置くブライダル業界のプロフェッショナルであり、訪日観光客向けのウエディングサービスに特化した「インバウンド事業準備室」を設立しました。この新しい施策により、訪日外国人カップルに対し、日本のウエディングが持つ魅力を広めることを目指しています。

インバウンド需要の背景

近年、日本を訪れる外国人観光客数が急増しており、2024年には約3687万人が訪れるとの予測があります。これは前年比47.1％増という驚異的な数字で、コロナ前の2019年と比べても高い数字です。しかし、訪日外国人が抱える課題として、言語の壁や集客コストが挙げられます。そこで、ウエディングパークは「デジタル×ウエディング」の強みを活かしてこの課題に立ち向かいます。

ウエディング業界への影響

外国人観光客が訪日する理由の一つに、特別なロケーションでのウエディングがありますが、高いハードルとして感じられているのが現状です。しかし、ウエディングパークはこのインバウンド事業準備室を通じて、結婚式場やフォトスタジオのインバウンド対応の課題を解決し、訪日外国人が持つ「特別な思い出を残したい」というニーズに応えます。

デザイン経営とインバウンドの融合

同社は「結婚を、もっと幸せにしよう。」との理念のもと、デザイン経営に力を入れています。デザイン経営とは、技術とデザインを駆使して、事業の価値を向上させる新しいアプローチです。ウエディングパークは、訪日外国人カップルが日本文化に触れられるよう、独自のサービスを展開することで、その魅力を広められるよう努めています。

事業責任者の考え

インバウンド事業準備室の責任者であるシンウソップ氏は、ウエディングパークにおける自身のデザイン視点を活かし、日本の結婚式が世界で当たり前に楽しめるようになることを目指しています。「日本らしいおもてなし」や「文化」を大切にし、訪日外国人が日本のウエディングを楽しむ機会を増やすことで、結婚式の新たな市場を創出したいとのことです。

訪日カップルとのつながり

ウエディングパークは、訪日外国人カップルが日本で結婚式を挙げることを推進しており、その体験価値を向上させるために、結婚業界と観光業界の連携を強化しています。その結果、カップルにとって特別な体験を提供するだけでなく、日本のウエディング業界全体の活力を引き出すことにも寄与しています。

株式会社ウエディングパークについて

ウエディングパークは1999年に設立され、これまで20年以上にわたり「デジタル×ウエディング」の事業モデルを展開。オンラインプラットフォームを基に、ブライダル関連情報の提供や、事業支援も行っています。今後も日本のウエディングをより魅力的に、そして訪日外国人にも広めていくための取り組みを続けていく予定です。

所在地は東京都港区南青山にあり、ウエディングにおける未来を構築するため、様々なメディアとサービスを展開しています。本記事を通じて、日本のウエディングに興味がある方々もぜひ注目してみてください。