地域に根ざした学びと体験の場「市高デパート」開催のお知らせ

地域に根ざした学びと体験の場「市高デパート」

和歌山県で開催される「市高デパート」は、今年で第49回を迎えます。このイベントは、商業教育の実践を目的とし、生徒たちが自らの力で準備した商品を通して、多くの市民と交流する場でもあります。1977年に始まったこの取り組みは、時代を経て、今や市民にとってもおなじみのイベントとなっています。

今年の市高デパートは、【日程】令和7年11月15日（土）9時00分～12時00分、16日（日）9時00分～11時30分、【場所】和歌山市立和歌山高等学校（和歌山市六十谷45番地）で行われます。今年は、館内に26店舗、館外に20店舗、合計46店舗が出店し、約1,000種類の商品を取り揃えております。

市高デパートの魅力とは？

「市高デパート」はただの販売イベントではありません。生徒たちが実際に体験することで、商業的な感覚やチームワーク、さらには責任感や創造性を育む貴重な場でもあります。この学びの場を支えるのは、地域の商業者、保護者、そして会場を訪れる多くの市民です。今年もおよそ8,000人の来場が見込まれており、その賑わいは地域の活性化につながります。

充実した出店と健康イベント

出店する商品は多岐にわたり、バームクーヘンやジェラートといったスイーツから、調味料や家庭用品まで、多種多様です。特に注目は学生たちが制作した「いっち商品」で、キャラクター「いっち」は市高デパートのマスコットとして親しまれています。これを機に、地域の特産物や食品も出店し、賑やかな雰囲気を作り出します。

さらに、今年は健康に関するイベントも同時開催予定です。保健所地域保健課による街角歯科健診や糖尿病予防啓発のイベントに参加することで、市民の健康意識を高めるきっかけとなります。これらの取り組みは、商業だけでなく、地域全体の健全な発展にも寄与しています。