CACとDatadogの提携
2025-10-15 12:18:14

シーエーシーがDatadogとの提携で新サービスを発表!

株式会社シーエーシーがDatadogと提携



株式会社シーエーシー(略称:CAC)は、アメリカのDatadog社との間でパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。この提携により、アプリケーションシステムの障害を予測するための「Datadog Proactive Monitoring」サービスを、2025年10月から提供開始する予定です。このサービスは、企業が運営するシステムの信頼性を高め、ユーザー体験を向上させることを目指しています。

Datadogとは



Datadogは、クラウド環境やアプリケーションの監視、ログ収集によるデータの可視化と分析を行うSaaS型の統合プラットフォームです。多数のデータソースから情報を集約し、システムの状態をリアルタイムで把握できる高機能なオブザーバビリティを提供しています。これにより、運用者は迅速に障害を検出し、対策を講じることが可能になります。

サービス提供の背景



近年、SaaSなどクラウドサービスの普及に伴い、システムがますます複雑化・分散化しています。これにより、システム障害の影響が拡大し、事業の継続性やユーザー体験に深刻なリスクをもたらしています。従来の閾値監視では障害の兆候を捉えきれない場合が多く、新たにAIを活用した予兆監視のニーズが高まっています。このようなニーズに応えるために、本サービスが開発されました。

本サービスの特長



「Datadog Proactive Monitoring」は、CACの「マネージドアプリケーションオペレーションサービス(マネージドAOS)」の一環として提供されます。主な特長は以下の通りです。

1. AIによる予兆監視機能



DatadogのAI技術を活用し、過去のメトリクスやログ、トレースデータをリアルタイムに分析します。異常検知アルゴリズムを用いることで、通常とは異なる現象や障害の予兆を自動的に検出し、運用者へ通知します。この仕組みにより、事前に障害を予防する体制が整います。

2. 障害未然防止のためのアドバイス



検知した異常については、CACが分析を行い、ボトルネックの特定と改善方針を提案します。また、月次レポートを通じて、システムの健康診断を行い、サマリ報告や潜在的なリスク要素の可視化を行います。

3. 相関分析可能なダッシュボードの提供



重要なメトリクスやビジネスに直結するサービスレベル目標(SLO)を一元的に管理できるダッシュボードを提供します。このダッシュボードにより、リアルタイムな状況把握が可能になり、異常の原因を的確に把握することができます。これにより、障害原因の迅速な特定が可能になります。

パートナーとしての強み



CACはDatadog社の認定パートナーであり、ライセンスの販売から導入、運用までを一貫してサポートしています。オンプレミスやハイブリッド環境でも同様のサービス提供が可能です。

株式会社シーエーシーの概要



シーエーシーは、東京都中央区に本社を置くITSテクノロジー企業です。資本金は4億円で、システム構築や運用管理、業務受託サービスを行っています。ダイナミックな市場のニーズに応えるため、常に新たな技術の導入とサービスの向上を目指しています。



この提携により、CACはさらなるシステムの安定化とサービス品質の向上を図り、クライアントのより良いユーザー体験の提供に努めていきます。


画像1

会社情報

会社名
株式会社シーエーシー
住所
東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
電話番号
03-6667-8000

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。