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新たな味わいの旅、NANAIRO-七色-

2023年4月24日、LINK SPIRITSが新たにリリースしたスピリッツ「NANAIRO-七色-」が注目を集めています。このスピリッツは、本格焼酎をベースにロゼワイン酵母を使用しており、フルーティーな香りと甘みのある華やかなピンク色が特徴です。通常の芋焼酎とは一味違うこの新作スピリッツは、焼酎の魅力を一層引き立て、現代のテイストにマッチした商品に仕上がっています。

使用される厳選素材

「NANAIRO」に使われているのは、さつまいも品種「コナイシン」です。この品種は通常の焼酎造りで使われることが少なく、固い繊維質で扱いが難しいことから、これまでの焼酎原材料としての使用は限られていました。しかし、コナイシンは病害に強く、若潮酒造ではこれを活かした新商品の開発に成功しました。熟練の杜氏の手によって、香り豊かでフルーティーな焼酎が生まれたのです。

魅力的な飲み方

「NANAIRO-七色-」は多様な飲み方が楽しめるのも魅力の一つです。冷凍庫で冷やしたり、炭酸水と割ったり、あるいはロックで飲むことで、香りや味わいの変化を楽しむことができます。普段使いはもちろん、贈り物にもぴったりな一品です。色合いも華やかで視覚的にも楽しめるでしょう。

市場動向と新たなアプローチ

近年、日本の焼酎市場は輸出額や国内消費量の減少に悩まされています。2022年には焼酎の消費量が前年から約4.1%減少し、上位焼酎メーカーの売上高も歴史的な最低水準に達しました。それでも、LINK SPIRITSは若い世代や女性にターゲットを絞り、その魅力を発信しています。今後も地元の酒造と協力しながら、新たな市場開拓に挑戦していく姿勢が求められています。

開発者のプロフィール

LINK SPIRITS株式会社の代表取締役、冨永咲さんは鹿児島市出身で、焼酎に対して独自の視点を持つ経営者です。彼女の原体験が現在の活動に影響しており、焼酎の魅力を引き出すために様々な取り組みを行っています。

若潮酒造について

若潮酒造は、鹿児島県志布志市に位置し、日本で唯一の木樽蒸留器を用いて焼酎を製造しています。伝統的な製法と新しい技術の融合を目指し、焼酎業界に新しい風を吹き込んでいます。日本の文化を代表する焼酎の魅力を広めるため、これからも革新的な取り組みが続くでしょう。

「NANAIRO-七色-」が持つ新しい味わいの可能性と、その背後にあるストーリー、これらを知ることでさらなる魅力を感じることができるでしょう。ぜひ一度、その美しさと味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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