ファーストアカウンティング、バーチャルイベントで講演
ファーストアカウンティング株式会社が2020年9月に開催された「SAP CONCUR FUSION EXCHANGE 2020 JAPAN」に登壇し、経理業務を効率化するための先進的なソリューションを紹介しました。このイベントは、経理財務部門向けの日本最大級のバーチャルイベントで、約100のセッションを通じて各企業が最新の技術やトレンドについて学び合う場となっています。
講演テーマ『コンカー・インボイスのAI自動入力』
ファーストアカウンティングが選んだ講演テーマは「コンカー・インボイスのAI自動入力」。この講演では、リモートワークの実現に向けたAIプラットフォーム「Remota」の機能について詳しく説明しました。特にこのパンデミックの影響で、遠隔での業務運営が増える中、紙の請求書とPDFで送られる電子請求書の同時処理が、効果的に求められるようになっています。
「Remota」は、経理部門における請求書のデータ入力業務を自動化し、さらにAIによる仕訳や確認作業を取り入れることで、経理業務のボトルネックを克服しています。こうした先進的な取り組みは、リモートワークを進める企業にとって大きな助けとなるでしょう。
具体的な機能とその利点
自動化の具体例
1.
請求書の入力自動化:領収書や請求書の情報をAIが自動的に読み取り、入力作業の手間を減らします。
2.
仕訳の自動化:AIが入手したデータを基に、自動で適切な勘定科目に仕訳することで、ヒューマンエラーを最小限に抑えます。
3.
データ整合性の確認自動化:読み取ったデータの整合性を自動でチェックし、ミスを事前に防止します。
4.
アラート機能:特定の条件に基づいて、確認が必要な請求書にアラートを表示します。この機能により、企業内での確認プロセスも効率化されます。
5.
CSV連携:他の社内システムとデータをCSV形式で連携し、さらなる自動化を図ります。これにより、業務効率化が一層進んでいます。
深層学習による精度の向上
ファーストアカウンティングが提供する「Remota」は、単なるAI-OCRの機能にとどまらず、深層学習(Deep Learning)を活用して文字の検出精度を向上させています。これにより、業務における読み取り精度が飛躍的に向上し、複数の特許を取得済みの技術を用いて高い性能を実現しています。この技術により、経理業務のストレスを大幅に軽減することが可能となります。
今後の展望
ファーストアカウンティングは、「経理、その先へ」という企業理念のもと、経理業務の効率化を通じて企業の生産性向上に貢献することを目指しています。今後もAIプラットフォーム「Remota」や「Robota」シリーズの機能を進化させ、戦略的な経理業務の構築を支援していくことでしょう。
このように、AIを活用した経理業務の効率化は、特にリモートワークが求められる現代において、ますます重要な役割を果たすと期待されています。ファーストアカウンティングの取り組みは、今後も注目を集めること間違いなしです。
ファーストアカウンティングの詳細情報や作品のカタログについては、公式ウェブサイト(
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