世界を目指すダンサーの舞台「MATADOR」
ブレイクダンスの世界では、日々新しい大会が開催され、ダンサーたちは「トップ」を目指して戦っています。その中でも特に注目を集めているのが、冠スポンサーAddElm TECHNOLOGY社が主催する「MATADOR(マタドア)」です。2022年に始まったこのイベントは、世界中のBBOYたちからその名を知られる存在に成長しました。特に、今年の8月11日にはパリで予選大会が行われることが決定。これは今年のLA本戦に向けての重要な一歩を示しています。
「MATADOR Qualify in Paris」の概要
2024年の夏、このパリで開催される「MATADOR Qualify in Paris」は、毎年続くヒップホップ記念日(8月11日)に合わせて行われます。フランスのパリで行われる一大イベント「Not Only JAM Ⅲ」に合わせ、その中のプログラムとして開催されるこの予選では、11月の本戦に向けてのシード権をかけて、世界中から集まったダンサーが競い合います。
「Not Only JAM Ⅲ」では、ヒップホップの四大要素であるラップ、DJ、ダンス、グラフィティを体感することができ、AddElmとしてもこの文化の価値を高めることを目指しています。参加するダンサーは、世界中から集まったトップクラスのパフォーマンスを披露し、8月11日には多様なワークショップやディスカッションパネル、さまざまなバトル形式が行われます。
MATADORの進化と国際展開
過去2年にわたり大盛況だったロサンゼルス開催のMATADORに続き、今年はパリを皮切りに、多くの国や地域のイベントへの参加が計画されています。特に、8月9日から11日に行われる「Not Only JAM Ⅲ」や、8月16日から18日のネザーランドの「IBE」、さらにはテキサスのダラスでの「Ritual Warfare」など、参加者は「Team MATADOR」として活動し、国際大会に挑戦します。
MATADORとは何か?
MATADORは、単なるダンスバトルではありません。「自他共に認める世界一」をテーマにしたこのイベントは、スキルだけでなく、文化の架け橋としても機能することを目指しています。参加者たちは単に勝つことを求めるのではなく、自らの存在をアピールし、新たな仲間との出会いを楽しむことができます。
公式情報と今後の展望
この独自のイベントについての詳細情報は、公式ウェブサイトやSNSを通じて随時配信されています。AddElm TECHNOLOGY社の画像や動画も多く公開されており、昨年の優勝者も「Team MATADOR」として参加する予定です。
MATADORは今後、さらなる展開を続けていくものであり、ダンサーたちの新たな場として、楽しむ場として、自己表現の場としての役割も果たしていきます。この機会に、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。ムネキ氏が主催するこのイベントは、今後もブレイクダンスの進化を促進させる存在であり続けるでしょう。