女性技術者育成に貢献！行木陽子氏が「第9回女性技術者育成功労賞」受賞

女性技術者育成の功労者行木陽子氏、栄誉ある賞を受賞

8月10日、一般社団法人技術同友会が主催する「第9回女性技術者育成功労賞」の授賞式が如水会館にて開催されました。この賞は、ダイバーシティ推進の一環として、女性技術者育成に顕著な功績を残した個人を表彰するものです。

そして、栄えある受賞者に輝いたのが、日本女性技術者フォーラム（JWEF）の運営委員長を務める行木陽子氏です。行木氏は、中央大学商学部特任教授、足利銀行社外取締役の肩書きも持ち、多方面で活躍されています。

長年の活動が評価された

今回の受賞は、行木氏が長年にわたり女性技術者育成に尽力してきた成果が評価されたものです。JWEFを牽引し、産学官連携による育成体制の構築に大きく貢献しました。日本の女性技術者・研究者の少なさを憂慮し、企業や業界の枠を超えた取り組みを推進してきた彼女の活動は、まさにこの賞にふさわしいと言えるでしょう。

未来への展望

受賞を受け、行木氏は「長きにわたる活動が認められ、大変嬉しく思っています。JWEFの皆さまをはじめ、多くの方々の支援があったからこそです」と喜びを語りました。

さらに、現状の課題と今後の展望についても触れ、「日本の女性技術者・研究者の数はまだまだ少ないです。産学官が連携し、育成に力を入れていく必要があります。JWEFは、産学官のネットワークを活用して若手育成にも取り組んできました。今回の受賞を機に、より多くの方々との協力体制を築き、グローバルな視点を取り入れながら、女性技術者・研究者の育成を積極的に進めていきたいと考えています」と力強く語りました。