アニバーサリーコンシェルが地域防災DX推進の東京支店を設立
アニバーサリーコンシェル株式会社は、東京都に新たに東京支店を設立したことを発表しました。この支店の設立は、同社が推進する「地域防災DX」の強化を目指すもので、災害が日常化する現代において重要な役割を果たすことが期待されています。
背景
昨今、自然災害が頻発している中で、日本政府は2026年に「防災庁」を設置し、災害発生時の対応だけでなく、事前に役立つ防災の推進を強化しています。その一環として、デジタル技術を駆使した地域防災の整備が求められています。アニバーサリーコンシェルは、これまで「デジ町町内会LINE」を通じて自治体や町内会のデジタル化支援を行い、平時の地域コミュニケーション環境を整備してきました。この基盤をもって、今後の取り組みとして“地域防災DX”を実現することを目指しています。
目的と東京支店の役割
新たに設立された東京支店は、行政機能や企業が集まる首都圏に位置し、地域防災DXの活動を全国に展開するための戦略拠点です。特に横浜市との協定締結後、東京支店への導入相談や問い合わせが急増しており、迅速な対応と情報連携が求められていました。これにより、首都圏の自治体や企業との連携を深め、地域防災のモデルを構築・実証・展開していくことが期待されています。
地域防災DXとは
アニバーサリーコンシェルが推進する地域防災DXは、平時より地域コミュニティの運営を支え、有事の際に迅速に避難をサポートするデジタル基盤を提供する取り組みです。
平常時に使用される「デジ町 町内会LINE」では、デジタル回覧板やキャッシュレス決済などの機能を通じて住民の利便性を向上させています。これによって、普段から住民が利用するコミュニケーション基盤を整えることで、災害時にも情報伝達をスムーズに行うことができるのです。
一方、有事の際に利用される「デジ町 避難所LINE」では、地域住民データベースと連携し、避難者の安否確認や避難所の運営を効率化するデジタル支援を行います。この仕組みは、平時に蓄積された住民情報を活用し、避難所の受付や運営にかかる混乱を軽減し、自治体や地域住民の負担を大幅に減らすことを目指しています。アニバーサリーコンシェルの地域防災DXは、平時・有事を同じ基盤でつなぎ、安全確保や効率的な避難所運営の実現に寄与します。
今後の展望
アニバーサリーコンシェルは今後、国の防災政策に沿った取り組みを進め、首都圏での実績を基に全国各地の自治体や地域団体とのネットワークを広げ、地域の安全と安心を支える「地域防災×デジタル」のシステムを構築します。
同社は、すべての人々がつながり支え合える社会の実現に向けて、官民連携による地域防災DXをさらに進展させていく所存です。
お問い合わせ先
アニバーサリーコンシェル株式会社
メール: [email protected]
東京支店: 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル 9F
大阪支店: 〒530-0057 大阪市北区曽根崎2-16-19 メッセージ梅田ビル 1F
高知本社: 〒781-8007 高知県高知市仲田町2-11
電話: 088-832-1221
担当: 福島