BASEが新卒採用に挑戦
BASE株式会社は、東京を拠点とする企業で、ネットショップ作成サービスや、金融サービスを提供しています。近年、同社はその成長を背景に新たな採用戦略を模索しており、特に新卒採用に注目をしています。この度、エンジニアを中心としたデジタル人材の採用支援サービス「TECH HIRE」が導入され、新卒採用が本格化することになりました。
新卒採用の背景
BASEは、年間流通総額が5,000億円規模に成長した実績を持ち、今後の中長期的な進化を視野に入れています。これまでの中途採用に加えて、新卒採用の立ち上げが急務となりましたが、候補者に対してBASEの文化や価値観をどのように伝えるのかが大きな課題でした。
今回の新卒採用では、エンジニア職、ビジネス職、デザイナー職という三つの職種を対象に、候補者へのアプローチ方法や選考プロセスの整備が求められています。採用経験から得た知見を新卒採用に活かすための体制の構築が急務でした。
TECH HIREの導入理由
BASEが「TECH HIRE」を導入した背景には、採用戦略の立案から具体的な支援までを一貫して行える点が挙げられます。このサービスは、採用ピッチ資料や採用サイトの制作も含む一連のプロセスを支援し、候補者の動機形成から母集団の形成までをサポートします。
BASE株式会社のTalent Acquisition Division Managerである成原由香氏は、「新卒市場では、候補者との接点を早期に築き、BASEの魅力を伝える戦略が必要です。」と述べています。「TECH HIRE」を通じて、新卒採用をただの人材確保にとどめるのではなく、未来のBASEグループをつくるメンバーとの出会いの場にすることを目指しています。
TECH HIREの特長
「TECH HIRE」は、エンジニア採用に特化したデジタル人材採用支援サービスであり、採用戦略の設計から面接の実施、ONボーディング支援に至るまで、複数のステップにわたってサポートを提供します。
これにより、企業の採用活動がより効率的かつ効果的に行えるようサポートされ、高難易度の採用課題にも対応可能です。特に、BASEのカルチャーや事業への理解を深め、単なる採用支援に留まらない「面白さ」を引き出す能力が評価されています。
前向きな未来
新卒採用を通じて、BASEは次世代の人材と出会い、組織の進化を図ります。これにより、企業の成長とともに、社会全体にも良い影響を与えることを目指しています。今後、「TECH HIRE」との連携を通じて、BASEがどのように新たな可能性を引き出すのか、その動向から目が離せません。
BASEが掲げる「Payment to the People, Power to the People」との理念のもと、新卒採用がどのように充実していくのか、期待が高まります。これからの新卒採用における「TECH HIRE」の影響に要注目です。