SMN、広告配信サービスで新たな連携を実現
SMN株式会社が提供するDSP「TVBridge Ads」と「Logicad」が、OTT広告マーケットプレイス「TVer PMP」との接続を開始しました。この取り組みにより、「TVer PMP」は民放公式テレビ配信サービス「TVer」および各局が運営する動画配信サービスにおける広告配信が強化されます。
TVBridge Ads の特徴
「TVBridge Ads」では、テレビ視聴データを活用した精密なターゲティングが行え、広告主は視聴者の特性に応じた広告を配信できます。このデータを基にしたターゲティングは、視聴者にとってより関連性の高い広告を届けることが可能で、広告効果の向上が期待されています。
「TVer PMP」とは
「TVer PMP」とは、民放各局が制作したテレビコンテンツに広告を配信できる広告マーケットプレイスです。テレビでの視聴時と同じように、オンライン視聴者の動画広告に対する信頼度が高いため、視聴完了率の向上が期待されています。これにより、広告主はブランドイメージを損なうことなく、効果的な広告配信が実現します。
テレデジ接触によるブランドリフト効果
「TVBridge Ads」はコネクテッドTVから得た視聴データを基にした独自のDSP。これにより、テレビCMとデジタル広告を重複して視聴したユーザーへのアプローチが可能となり、効果的なブランドリフトが期待できます。実際の調査では、テレデジ接触をしたユーザーは、テレビCMのみ視聴したユーザーに比べてブランドへの興味が4ポイント高いとの結果が示されています。
今後の展望
SMNは、今後もOTT広告市場の動向に応じた配信戦略を推進し、広告主に対するブランディング効果の最大化を目指します。また、「TVBridge Ads」ならびに「Logicad」を通じて、多様な広告配信の選択肢を提供し続けることで、広告主のニーズに応えています。
まとめ
この新たな接続によって、SMNは広告配信の精度と効果をより一層高めることができ、視聴者に対してより関連性の高い広告を届けることが可能となります。未来のマーケティングにおいて、OTT広告の重要性はますます高まることでしょう。