ポラスグループ、シェアサイクルで新たなモビリティ提案
ポラスグループが展開する不動産賃貸部門を担う株式会社中央ビル管理と、モビリティプラットフォーム株式会社は、このたび業務提携を拡大し、シェアサイクルの導入を進めることを発表しました。これにより、ポラスグループの管理物件において「HELLO CYCLING」のステーションが設置され、住民の移動の利便性が大幅に向上します。
シェアサイクル導入の背景
環境への配慮や住民の快適な暮らしを追求する中で、ポラスグループは今回の提携を通じて「物件付加価値の向上」「地域の移動利便性の向上」「環境負荷の軽減」を目指すことにしました。中央ビル管理とモビリティプラットフォームは2024年度内に250台のシェアサイクルの展開を計画しており、さらに需用に応じて分譲物件などへの展開も考えています。
シェアサイクルの利用は、「HELLO CYCLING」アプリを通じて簡単に行うことができます。アプリをダウンロードし、無料会員登録後は、自駅の検索や自転車の予約、決済がスムーズに行えます。全国約8,600カ所に設置されているステーションでは、好きなタイミングで自転車を借りて返すことが可能です。
各社の役割と未来の展望
中央ビル管理とモビリティプラットフォームは、2023年11月にもカーシェアリング分野での提携を結んでおり、特殊なプランでは入居者限定のカーシェアリングサービス「MaaS Car」も提供しています。今後の提携拡大により、地域の住民に向けてさらに多様な移動手段が提供され、住みやすい街づくりが進むことが期待されています。
ポラスグループの管理物件に住む入居者は、シェアサイクルの導入により新たな選択肢を享受し、生活水準の向上が見込まれます。また、地域住民にとってもこのアプローチが移動利便性を向上させるきっかけとなるでしょう。
各社の紹介
中央ビル管理
中央ビル管理は、不動産賃貸部門で、アパートやマンション、オフィスビルなどの管理を担っています。埼玉県・千葉県・東京都を中心に地域密着型の経営を行っており、現在28店舗で幅広いサービスを提供しています。
モビリティプラットフォーム
モビリティプラットフォームは、カーシェアリングやレンタカーのサービスを展開するMOBILIXグループの一員です。埼玉県を中心に、地域活性化と利便性向上を目指し、シェアリングサービスの拡大に注力しています。目を引くのは「MaaS Cycle」として、HELLO CYCLINGのプラットフォームを活用したノウハウを持つことです。
OpenStreet
OpenStreetは、シェアリングサービス「HELLO CYCLING」を展開しており、全国約8,600カ所にステーションを設置。電動アシスト自転車を借りられる環境を整えることで、通勤や通学、お出かけに便利な移動手段を提供しています。約350万人の利用実績を誇り、地域や自治体と連携して各地でのサービスが広がっています。
この取り組みにより、ポラスグループとモビリティプラットフォームは地域社会に新たな価値と持続可能な移動手段を提供していきます。私たちの暮らしがより豊かになるよう、今後の展開に期待が高まります。