清水映輔氏がJCI TOYP世界TOP10に選出
公益社団法人日本青年会議所(日本JC)の主催である「JCI JAPAN TOYP」で、2024年にグランプリを受賞した清水映輔氏が、2025年の「JCI TOYP」において世界のTOP10に選ばれました。この選出は、日本からの受賞者では7年ぶりの素晴らしい快挙です。
TOYPについて
TOYP(The Outstanding Young Persons)とは、様々な分野で社会に大きな影響を与え、好循環を生み出す活動を行う傑出した若者を称えるための表彰制度です。このプログラムは1938年にアメリカ青年会議所によって始まり、その後JCI(国際青年会議所)によって継承されています。日本JCでは1987年からこのプログラムが始まり、毎年優れた若者を選出して全国に輝かしい業績を伝えています。
清水映輔氏の経歴と業績
清水映輔氏は眼科医であり、株式会社OUIのCEOとして知られています。2016年に慶應義塾大学医学部を卒業後、同大学発のベンチャー企業であるOUIを起業しました。彼の会社が掲げるミッションは、「世界の失明を50%減少させる」こと。このビジョンを実現するため、スマートフォンで眼科診察ができる「Smart Eye Camera」を開発し、医療機器の革新を図りました。
これまでに60カ国以上で15万件以上の眼科診断を提供し、推計720兆円の社会的・経済的損失の削減に貢献しています。特に開発途上国の眼科医療へのアクセスを改善する取り組みを行い、世界中の眼科専門医の啓発活動にも力を入れています。
JCI TOYP TOP10選出者
今回の選出にあたり、清水氏は世界中から集まった30カ国以上の候補者の中で特に傑出した活動を評価され、TOP10に選ばれました。具体的には、次の10名が選出されています。
- - 清水映輔(日本代表)
- - Ifedayo Hadijat Durosinmi-Etti(ナイジェリア代表)
- - Dr. Abdulkarim Ekzayez(シリア代表)
- - Dr. Sana Amairi-Pyka(チュニジア代表)
- - Asma Mansour(チュニジア代表)
- - Dr. Wilson Wai-Yin Cheung(香港代表)
- - Kent Ng Kun Kwan(マレーシア代表)
- - Jose Gabriel Mejia(フィリピン代表)
- - Atakan Karatas(トルコ代表)
- - Zerrin Temiz(トルコ代表)
選出結果は2025年11月8日(土)にチュニジアで行われるJCI世界会議で発表されます。清水氏の今後の活動に是非ご注目ください。
清水氏の紹介動画
こちらからご覧いただけます。
まとめ
清水映輔氏の旅路は、彼自身の努力や革新だけではなく、世界の多くの人々が享受する医療につながっています。彼の活動がどのように展開されるのか、ますます期待が高まります。