ジンコソーラーがSNEC 2026で新たな一歩を踏み出す
2026年6月3日、中国・上海で開催された第19回「SNEC International Photovoltaic Power Generation and Smart Energy Exhibition & Conference 2026」にて、太陽光発電の巨人、ジンコソーラーが次世代のTOPConモジュール「Tiger Neo 5.0」を初めてお披露目しました。本展示会では、様々な設置環境や用途に対応する多彩なソリューションも展示され、業界注目のイベントとなりました。
ジンコソーラーは、2026年第1四半期までに累計400GWのモジュール出荷量を達成した世界初の太陽光メーカーです。この素晴らしい成果は、同社が行ってきた技術革新への投資と、市場ニーズへの迅速な対応によるものです。
Tiger Neo 5.0の特長
今回発表されたTiger Neo 5.0は、多くの先進技術を駆使した製品です。高純度の均質シリコン基板を採用し、広帯域光閉じ込め構造、全面パッシベーション技術、さらにギャップレスセル実装技術を組み合わせることで、同サイズ帯のモジュールとしては最大700Wの出力と、業界最高水準の25.91%の変換効率を実現しました。この高出力化は、発電事業者にとって非常にありがたいものです。
さらに、出力密度は259W/㎡を超え、一般的なモジュールに比べ最大3%も高い発電量を誇ります。これによって、発電事業者の利益向上が期待されます。
環境ごとのソリューション
ジンコソーラーはまた、設置環境ごとの課題を克服するためのシーン別モジュールを展開しました。例えば、防汚モジュールは立体的な防塵構造とナノコーティングガラスを使用して、汚れの付着を抑制することでメンテナンスコストを削減します。
AIデータセンター向けに開発されたAIDCモジュールも注目されています。これは限られた設置スペースの中で最大680Wの出力を保証し、ライフサイクル全体で3%以上の発電量向上に寄与します。
安全性と耐久性の追求
防災対応モジュール「Safety Guardian」は、55mmの大粒の雹に対する耐性や、火災リスクを低減するためのIEC Class AとUL Class Aの防火認証を取得しています。厳しい自然環境に耐えるための耐荷重性能も備えており、台風や豪雪などのリスクを軽減します。
さらに、反射光を低減させる防眩光モジュールや、軽量設計を採用したモジュールも用意されています。これにより、様々な環境に適した設置が可能となります。
Tigerシリーズの進展
ジンコソーラーのTigerシリーズは、2025年末までに累計出荷量220GWを突破し、世界中で広く使用されているモジュールシリーズの一つとなっています。これからも同社は、更なる技術革新を進めながら、環境ごとのニーズに合った製品開発に力を注ぎ、持続可能なエネルギーの未来を切り拓いていくことでしょう。
このように、ジンコソーラーは新しい時代のエネルギー供給のあり方を示す製品を次々と生み出し、世界のエネルギー転換に大きな影響を与えていくことが期待されています。