日本製化粧品のアジア市場における挑戦
最近、アジアにおける日本製化粧品のビジネスチャンスについての座談会が行われ、株式会社NAMOWのCEOである伊藤智美氏が登壇しました。このイベントはJETRO(日本貿易振興機構)が主催しており、約400名の参加者がZoomを通じて聴講しました。
JETROとの出会いと展示会の経験
伊藤氏は先の展示会に参加し、出展者としてさまざまな知見を得ることができたと話しています。「弊社は、数ある企業の中からJETROの支援を受けられたことが大変ありがたかった」と伊藤氏は述べ、昨年アジアの主要都市で行われた展示会での経験を語りました。
特に、香港やシンガポール、上海で開催された展示会では、日本製品の信頼性が再確認されたとのことです。伊藤氏によると、多くのバイヤーは日本の「職人気質」や「こだわりのある物づくり」に対する信頼を持っており、そこから生まれる製品に期待を寄せていると言います。
Kビューティとの共存
昨今のKビューティブームについても言及がありました。アジアの化粧品市場が活性化する中で、日本製品とKビューティは競争相手でなく共存できる存在であるとの見解を示しました。「日本製品に求められる期待はKビューティとは全く異なるため、両者は補完関係が築ける」と伊藤氏は確信しています。
販路開拓の重要性
伊藤氏は販路開拓において最も重要なのは代理店選びだと強調しました。製品をどのように売りたいかを明確にし、それに合った代理店を選ぶことが成功への道であると述べています。「現地でのコンタクトが不可欠であり、JETROとの取り組みが私たちにとってチャンスを開く最も有効な手段」と彼女は続けました。
未来への取り組み
今後、NAMOWでは日本製品が一丸となって世界へ進出する取り組みを計画しており、参加企業も募集しています。興味のある企業は是非連絡してほしいと呼びかけました。
新商品のご紹介
また、NAMOWから新たに注目を集める商品「Beauté de Pivoine」も紹介されました。このAll-In-One-White Gel(¥7,920)とGentle Cleansing Gel(¥7,020)は、伊藤氏の長年の経験と知識に基づき開発された製品です。最先端の技術と日本の伝統的な植物成分を融合させており、肌に優しく、それでいてしっかりとしたケアを提供します。
これらの商品はハラル認証とビーガン認証を得ており、Made in Japanとして国際的にも品質が保証されています。これにより、日本製品の信頼性をさらに高め、世界中の消費者にアピールできる可能性が広がることでしょう。
伊藤智美のプロフィール
伊藤智美氏は国立大学大学院で遺伝子工学を修士課程で学び、その後、化粧品や健康食品の大手メーカーで研究に従事しました。数々の経験を経て、現在はNAMOWにおいて「お肌のプロ」として活動しています。その技術力と情熱が、今後の市場に大きな影響を与えることが期待されています。
連絡先
さらに詳細を知りたい方、または商品に興味のある方は、株式会社NAMOWの公式サイトをご覧ください。公式Instagramページやお問い合わせ先も掲載されていますので、ぜひチェックしてください!