Beyondge、M&Aキャピタルラボを買収しM&A事業を強化!
スタートアップ支援企業のBeyondge株式会社が、スタートアップM&Aに強みを持つM&Aキャピタルラボ株式会社を買収し、100%子会社化しました。この買収によって、BeyondgeはM&A領域における事業をさらに強化し、スタートアップの成長を支援する体制を構築します。
買収の背景と目的
近年、スタートアップ企業の売却方法としてM&Aを選択するケースが増加しています。買収する企業も多様化しており、スタートアップ同士の買収や、大企業によるスタートアップ買収が盛んに行われています。
Beyondgeは、スタートアップの創出・バリューアップ、大企業の成長支援を事業の柱としています。経営コンサルティング、採用支援、投資・ファイナンスサポート、M&A支援、テクノロジーサポートの5つのサービスを提供しており、特にM&A領域では「プログラマティックM&A」という独自のサービスを提供し、大企業を中心にM&Aによる成長支援を実施してきました。
一方、M&Aキャピタルラボは、「起業家の幸せを増やす」というミッションを掲げ、スタートアップのM&A仲介、ファイナンスサポート、セカンダリー取引支援などを手掛けてきました。
今回の買収によって、両社はそれぞれの強みを融合させ、スタートアップのバリューアップとエグジット支援、大企業の新規事業創出におけるM&A活用支援を強化します。
プログラマティックM&Aサービスとは?
Beyondgeが提供するプログラマティックM&Aサービスは、企業が継続的にM&Aを実行することで持続的な成長を目指すためのサービスです。戦略策定からPMI(買収後の統合)まで、M&Aライフサイクル全体をサポートし、企業がM&Aを実行できる能力を内製化できるよう支援します。
各社のメッセージ
Beyondge代表取締役CEO 野上隆徳氏は、大企業によるスタートアップM&Aの増加を背景に、M&Aキャピタルラボの買収によって、クライアントへの選択肢拡大と、スタートアップの創出・バリューアップ・エグジット支援におけるシナジー効果創出に期待を示しています。
M&Aキャピタルラボ代表取締役社長 石川拓也氏は、資金調達済みのスタートアップの増加と、その将来的な出口戦略の必要性を指摘し、Beyondgeとの連携によって、自社のミッションである「起業家の幸せを増やす」ことを加速させると述べています。
両社の概要
M&Aキャピタルラボ株式会社
事業内容: スタートアップM&A仲介、ファイナンスサポート、セカンダリー取引支援
所在地: 東京都千代田区神田佐久間町
Beyondge株式会社
事業内容: スタートアップ創出・育成、大企業グロースハック支援
所在地: 東京都渋谷区渋谷
今回の買収は、スタートアップエコシステムの活性化に大きく貢献するでしょう。BeyondgeとM&Aキャピタルラボの連携による今後の展開に注目が集まります。