中国国際航空のエアチャイナデーが大阪で開催
2025年の日本国際博覧会、いわゆる大阪・関西万博において、中国国際航空が「エアチャイナデー」を実施しました。このイベントは、中国パビリオン内で行われ、8月17日に開催されました。テーマは「心を込めて寄り添い、愛と共に歩む」で、両国の友好関係を深めることを目指しました。
イベントの概要
この特別な日には、中国国際航空グループの副総裁である閻非(エン・ヒ)氏や、在大阪の中国総領事館から方煒(ホウ・イ)代理総領事など多くの来賓が参加し、祝辞を述べました。閻副総裁は日中就航50周年を振り返り、サービス理念である「四心」の重要性を強調しました。彼は、デジタル技術やサステナビリティを重視した今後の取り組みについても言及し、安全で快適な空の旅を提供する決意を表明しました。
祝賀のメッセージ
方煒代理総領事は、エアチャイナが日中間に築いてきた関係の重要性を称賛し、両国間の交流のさらなる促進への希望を示しました。また、大阪・関西万博の中国パビリオン長や大阪観光局の代表者も期待を寄せ、鳩山由紀夫元首相から祝福のメッセージが紹介されました。
エアチャイナ物語
この日のハイライトは、トークセッション「エアチャイナ物語」で、現役の客室乗務員や地上スタッフ、プラチナ会員が登壇しました。彼らは、日常の業務における体験やサービスの質について話し、特に「四心」の理念がどのように実践されているかを共有しました。長年エアチャイナを利用しているプラチナ会員は、30年以上にわたるエアチャイナとの信頼関係を語り、その具体的なエピソードを披露しました。
プレゼンテーションとパフォーマンス
エアチャイナの代表が行ったプレゼンテーションでは、ネットワーク拡大やデジタルサービスの向上、環境に配慮した持続可能な航空燃料(SAF)についての取り組みが紹介されました。また、中国の伝統文化を楽しむパフォーマンスも行われ、中国楽器の二胡による名曲演奏や民族舞踊が披露されました。これにより、日中の架け橋としての強いメッセージが伝えられました。
家族連れも楽しめる体験
さらに、会場では中国の国産旅客機C919の模型展示、限定グッズの配布、エアチャイナのマスコット「胖安達(パン・アンダ)」との記念撮影コーナー、抽選会など、来場者が楽しめる多彩な企画が用意されました。これにより、来場者はエアチャイナとそのサービスを肌で感じ、より深く理解することができたのです。
中国国際航空について
中国国際航空(Air China Limited)は、1988年に設立された中国を代表する航空会社です。グループ企業には深圳航空、山東航空、マカオ航空、エアチャイナカーゴがあります。安全性とサービスの質を最優先に考え、デジタル化や環境対応を推進しながら、人々や文化の交流を促進しています。公式ウェブサイトやSNSを通じて、さらなる情報提供も行っています。