映文連アワード2025：短編映像業界の新たな才能を発掘する祭典

映文連アワード2025が作品募集開始

公益社団法人映像文化製作者連盟が主催する『映文連アワード2025』が、2025年4月1日から作品募集を開始しました。これは、短編映像業界の活性化を目指し、優れた作品を発掘し顕彰するイベントです。2007年に始まり、今年で19年目を迎えるこのアワードのテーマは、「映像自由区Filmmakers’ Frontier」です。

応募資格と要件

一般の方であれば、映文連の会員ではなくても応募が可能です。年内に完成した作品を対象としており、2024年4月1日から2025年3月31日までに完成した60分以内の作品が求められます。また、受賞した場合に限り、受賞作品上映会での上映に支障がないことが条件です。

募集部門

応募は以下の3つの部門に分かれています。

1. コーポレート・コミュニケーション部門
この部門は企業のブランディングや文化を伝える作品が対象です。例としては企業紹介映像や広報映像、施設紹介映像が挙げられます。

2. ソーシャル・コミュニケーション部門
教育や文化、社会性をテーマにした作品を募集。教育教材映像やドキュメンタリー映像などが該当します。

3. パーソナル・コミュニケーション部門
学生や一般の個人が製作した自由課題の作品が求められます。

賞と特典

受賞作品には様々な賞があります。以下に各賞の内容を要約しました。

- グランプリ

最優秀作品賞、経済産業大臣賞、文部科学大臣賞

- 部門別表彰

各部門内で優秀賞が設けられています。

- 特別表彰

優秀企画賞やi賞なども設定されています。

特に、パーソナル・コミュニケーション部門の最高賞には、10万円の副賞が贈呈されます。

審査と発表

審査は二段階で行われ、一時審査はプロデューサーやディレクターが担当し、本審査は映像評論家によるものです。この審査は2025年7月から8月にかけて行われ、結果は2025年9月中旬に公式サイトで発表されます。

表彰式と上映会

表彰式は2025年11月下旬に都内で開催され、その後受賞作品の上映会が行われる予定です。東京での上映会は2025年11月、また大阪での一般公開は翌年2月頃です。

参加方法と費用

応募はオンラインで行い、参加申し込み書を提出する必要があります。料金は一般が25,000円、会員が15,000円、学生や個人が8,000円です。作品はクラウドストレージやUSBで提出し、受賞時にはBlu-rayが必要です。

詳細は映文連の公式ホームページを確認し、興味のある方はぜひ応募してみてください。映像の未来を担う貴方の参加をお待ちしています！
映文連公式ホームページ