立正大学藤井ゼミの新たな挑戦
立正大学経営学部の藤井博義教授率いるゼミナールでは、2026年度に向けて4つの産学連携プロジェクトが始動しました。このプロジェクトは、企業や地域が抱える現実的な課題をビジネスの力で解決することを目的としています。過去6年にわたり、歴代のゼミ生たちが育んできた"社会問題をビジネスで解決する"理念を引き続き推進し、具体的な商品開発やブランド化、プロモーション戦略の策定に挑みます。
プロジェクトの特徴
このプロジェクトには3つの特筆すべき特徴があります。まず、過去6年間に培った地域企業との絆を基にした活動が行われます。品川区主催のフォーラムや地元マルシェに参加し、積み重ねた信頼とノウハウを活用しながら、現役のゼミ生がさらなるアップデートを目指します。
次に、"学生の思い出作り"を超え、社会課題解決に向けたビジネス視点を取り入れます。藤井教授の指導のもと、組織としての収益性、継続性、製品価値の向上に焦点を当て、「生産者・消費者・社会の三方よし」を市場で実現することを目指します。
最後に、フットワークを生かした実行力です。学生たちは既存の枠組みに甘んじることなく、新たな製造工場の開拓や交渉にも取り組み、リアルな経営や起業プロセスを実践することで着実に成長を遂げています。
4つのプロジェクトの詳細
それでは、具体的なプロジェクトの内容を見ていきましょう。
① ベジフク(6年目)
- - 連携先: 株式会社Maenomery
- - テーマ: 廃棄される規格外野菜の「ブランド化」
- - 現状: 野菜チップスなどの加工食品化を目指し、収益性と継続性を確立するための取引農家や工場が決定。試作を7月から進め、8月には商品とパッケージの選定を行う予定です。
② 日本酒(3年目)
- - 連携先: 木花之醸造所
- - テーマ: 若者の日本酒離れを受けた国内消費の喚起
- - 現状: 新たな価値を提案するための企画・マーケティングの検討中。
③ フルーツ(2年目)
- - 連携先: 合同会社エムプロ
- - テーマ: 山梨産のすももの消費喚起と廃棄の削減
- - 現状: 新商品の開発に向け、農家とのミーティングが行われ、製造工場の新規開拓を終え、試作段階に入っています。
④ はちみつ(6年目)
- - 連携先: 合同会社エムプロ
- - テーマ: 「照梨-あかり-」のブランディングと非食品分野への進出
- - 現状: 7月より試作を開始し、並行して販売やプロモーション戦略の立案が進められています。
今後の展開と追跡取材のご案内
このプロジェクトは、在学生やOBOGのネットワーク活用、SNSでの発信、地域マルシェでの一般販売を予定しています。特に商品が形になる過程での対面の壁を乗り越えながら成長していく学生たちの姿について、随時取材を受け付けています。
指導教員プロフィール
藤井 博義(ふじい ひろよし)さんは、立正大学経営学部の教授で、専門は会計学、管理会計、組織的実践としての会計です。学生には理論をベースとし、実社会での体験を通じて成長してほしいと考えています。
より詳しい情報は
立正大学教員情報にてご覧ください。