40年の歴史を持つヘアデザインコンテスト「id 2024」が東京で開催されました

ヘアデザインの未来を切り開く「id 2024」

2025年2月18日、東京国際フォーラムで開催された「id 2024」ファイナルステージは、技術と美の融合を体現する場として、理容師や美容師たちがその腕を競い合いました。このコンテストは、40年以上の歴史を持ち、美容界の未来を担う次世代の才能を発掘することを目的としています。今年も多くの参加者が各部門で素晴らしい作品を披露しました。

コンテストの概要と部門

「id 2024」は、理美容師、学生を問わず、誰もが平等に自己表現できることを目指しています。今年度のコンテストは、以下の3つの部門で構成されました：

1. クリエイティブデザインアワード：ファッションテーマに基づき、個性的なヘアスタイルを表現する部門。
2. サロンスタイルアワード：サロンで支持されるヘアスタイルを一般投票で評価する部門。
3. セルフィーアワード：自身をモデルにした写真で自己ブランディング力を競う部門。

このように、多様な視点からクリエイティビティを発揮する機会を提供し、理美容師たちが自らの技術を披露する場として定着しています。

ファイナルステージの魅力

ファイナルステージでは、特に「クリエイティブデザインアワード」が熱気に包まれました。レディース部門のテーマは「ロマンチックフィーリング」、メンズ部門は「エフォートレスエレガンス」。国内の30名と海外から6名のチャンピオンが一堂に会し、それぞれの解釈に基づいた美しいヘアスタイルがランウェイを彩りました。

審査員には業界をリードするクリエイターたちが参加し、真剣な審査が行われました。これにより、参加者はただの技術を披露するだけでなく、トータルデザインとしてのヘアスタイルの質を高めることが求められました。

受賞者の紹介

今年度の受賞者は以下の通りです：

- レディース部門

- GOLD Prize：高橋太朗（LECO）
- SILVER Prize：濱崎杏華（DaB）
- BRONZE Prize：阿部力（vetica）

- メンズ部門

- GOLD Prize：松留優香（LECO）
- SILVER Prize：川口龍（kicca）
- BRONZE Prize：安藤雄矢（vetica）

受賞者たちの作品とコメントは、公式レポートでご覧いただくことができます。

今後の活動と展望

タカラベルモントは「美しい人生を、かなえよう」というパーパスのもと、理容師や美容師の挑戦を支援し続ける意向を表明しています。今年のコンテストも、全ての参加者が意欲的に取り組み、創造性を発揮できる場を提供することができました。

特に、サロンスタイルアワードは一般のファッション意識の高い人々からの評価を得られるという、新しい形のフォトコンテストとして注目を集めました。参加者は自身のスタイルを広める機会とともに、フィードバックを受け取れる点が魅力的です。

最後に、idの公式ウェブサイトを通じて、受賞作品の全貌や、今後のイベント情報が公開されるので、ぜひチェックしてみてください。未来のヘアデザインを切り開くクリエイターたちの活躍に期待が寄せられています。