高槻市の高校生・阿久根あかりさんがバトン世界大会で優勝

高槻市の誇り、バトントワーリング世界大会の金メダリスト

令和7年12月8日、高槻市に住む高校2年生の阿久根あかりさんが市役所を訪れ、8月にイタリア・トレノで行われたバトントワーリングの世界大会で金メダルを獲得したことを報告しました。この大会は「2025年IBTF世界テクニカルバトントワーリング選手権大会」として知られ、多くの選手が集まる中、真剣勝負の舞台となりました。

阿久根さんがバトントワーリングを始めたのは小学1年生の頃。彼女はそこから長い道のりを歩んできました。これまで数々の国内外の大会で実績を重ね、実力を磨いてきた彼女には、強い情熱がありました。特に令和7年3月には日本代表選考会が行われ、彼女は見事選出。これは、3年連続で「2025年IBTF世界テクニカルバトントワーリング選手権大会」に出場する機会を掴んだことを意味します。

出場するにあたって、阿久根さんは特に演技の構成や技の精度を強化するために懸命に努力しました。そして、選手たちが集う「アーティスティックトワール」の女子ジュニア部門には、なんと7カ国から19名の選手がエントリー。技術と表現力を競い合う中で、阿久根さんは堂々と予選を1位で通過しました。

決勝戦では、彼女の巧みなバトンさばきと豊かな表現力が光りました。この素晴らしいパフォーマンスが評価され、見事に第1位に輝いて金メダルを手にしました。この日、市役所を訪れた阿久根さんは「自分の武器である表現力を発揮して、楽しく演技することができました」と述べ、その手に勝利のメダルをしっかりと握りしめていました。

市役所で出迎えた濱田市長は、「優勝という目標に向かってたくさん努力されたと思います。」と彼女の成し遂げた成果を称賛し、今後のさらなる飛躍を期待していると語りました。

高槻市にとって、阿久根さんの快挙は地域の宝です。彼女の努力と情熱は、今後も多くの人々に希望を与えることでしょう。阿久根あかりさんのこれからの活動にも目が離せません。