電通グループ、カンヌライオンズ2024にてイノベーションの未来を構想
2024年6月に開催された「Cannes Lions International Festival of Creativity」(通称、カンヌライオンズ2024)に、電通グループ(dentsu)のグローバルCEOである五十嵐博とグローバルCCOの佐々木康晴が登壇しました。このセッションは、dentsuの120年にわたるイノベーションの歴史と、今後の展望についての紹介がテーマとなっています。
カンヌライオンズの意義とdentsuの役割
五十嵐は、カンヌライオンズが業界におけるクリエイティビティの中心的な存在であることを強調しました。「カンヌライオンズは、私たちが新しいアイデアやテクノロジーを学び、議論する場です。クリエイティブな考えは反復と進化によって育まれます」と述べ、dentsuがこの舞台での経験をいかに活かしているかを語りました。
一方、佐々木はイノベーションについて「新しいものは予想もつかない形で進化します。それを理解した上で、常に探求し続けることが重要です」とコメント。これにより、dentsuの長年にわたるクリエイティブなアプローチがどのように進化してきたかを示しました。
Dentsu Labの取り組み
セッションの中で、五十嵐と佐々木は2014年に設立されたクリエイティブR&D組織であるDentsu Labについても触れました。この組織は、ヒューマンエクスペリエンスの革新を目指しており、その実績と原則が紹介されました。Dentsu Labの5つのプリンシプルは、以下の通りです:
1. 未来を創造するために過去をリスペクトする。
2. アウトライヤーの視点を持つ。
3. 新しい感情とつながりを発見する。
4. 混ぜる、増強する、新たなものを作る。
5. ヒューマニティを増強するためのテクノロジーを活用する。
特徴的なプロジェクト
dentsuが最近注目されたプロジェクトの一例として、「The Unfiltered History Tour」と「Aeronaut」があります。これらのプロジェクトは、様々な媒体を通じて人々に新しい体験を提供し、クリエイティビティとイノベーションの力を感じさせるものでした。詳細な情報は以下のリンクから確認できます:
クリエイティビティと技術の融合
佐々木は、テクノロジーがクリエイティビティをどう拡張するかに言及し、「新しい体験を作り出すだけでなく、物理的な世界とバーチャルな世界を結びつける手助けもしている。私たちの人間性を担保しながら、さらなるイノベーションに向けた道を拓く存在です」と説明しました。
dentsuは、今後もクリエイティビティとイノベーションを駆使し、様々な分野でインパクトを与え続けることを約束しています。業界の変革を先導するため、さらなる挑戦を続けていくでしょう。
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