株式会社TOKIUM代表の黒﨑賢一が描く経理業務の未来
2026年3月6日、株式会社TOKIUMの代表取締役、黒﨑賢一氏の初となる著書『経理AIエージェント 「デジタル労働力」で仕事が回る』が、クロスメディア・パブリッシングより発売される。この書籍は、労働力不足が懸念される日本において、経理業務の自動化を促進するAIエージェントの導入をテーマとしている。
労働力不足の背景
日本の労働市場は急速に変化しており、2035年には約384万人分の労働力が不足すると予測されている。この影響は建設業や物流、IT業界などのさまざまな産業に広がっており、経理業務を含むバックオフィス業務も例外ではない。このような状況下で、著者は「経理AIエージェント」という新たなデジタル労働力に着目する。
AIエージェントとは
AIエージェントは、複数のツールを統合的に駆使し、業務の自動化や効率化を実現するソフトウェアの総称だ。従来のツールは人間が操作するものであったが、AIエージェントは自律的に機能する労働力として活用される。本書では、AIエージェントによって実現可能な新たな業務環境の設計を、経理業務に特化して詳しく解説されている。
具体的なアプローチ
著者は、13年以上にわたり経理業務の自動化を追求してきた実践的な知識をもとに、AIエージェントを効果的に導入するための設計方法と組織変革のプロセスを体系的にまとめている。特に注目すべきは、AIと人間の関係を「ヒューマンインザループ」「ヒューマンオンザループ」「ヒューマンアウトオブザループ」という三つの段階に整理し、AIの進化過程を通じて経理現場の変革を具体的に示している点だ。
マイクロタスク分解手法
本書では、TOKIUMが開発した業務設計手法「マイクロタスク分解」が初めて公開される。この手法は、複雑な業務を極小単位に分解し、AIに委ねるべき業務と人間が行うべき業務を明確に分けるものである。このアプローチは、経理業務に限定されず、他のバックオフィス業務にも応用可能である。
書籍の構成
書籍は以下の章立てで構成されており、経理業務におけるAIの導入とその先にある未来を描いている。
- - 第1章: 日本から働く人が消えていく ── AIは何を変えるのか
- - 第2章: AIエージェントの現在地 ── ツールではなく働き手として
- - 第3章: AIエージェントを動かす設計図 ── マイクロタスク分解
- - 第4章: 経理部の未来 ── 自動化への移行期をどう過ごすのか
- - 第5章: 時を生む会社になるために ── インフラとしての覚悟
著者のメッセージ
黒﨑氏はその中で、「人材不足の解決策はすでに確立されています。AIエージェントというデジタル労働力です。経理から変えれば会社全体の働き方が変わると確信しています。この書籍が、改革の第一歩となることを願っています」と述べている。
経理AIエージェントTOKIUM
このサービスが提供する経理AIエージェントは、AIとプロフェッショナルが連携し、経理業務を自動化することを目指している。出張手配や承認プロセス、明細入力からビジネスパーソンを解放し、効率的な業務運営を実現する。
公式Webサイト:
経理AIエージェントTOKIUM
まとめ
黒﨑賢一氏の著作は、今後の経理業務の在り方を再考させる内容となっており、バックオフィスにおけるAIの重要性がますます高まる中で、必見の書と言えるだろう。経理業務の自動化を進めることで、企業全体の効率向上と生産性向上につながる可能性がある。是非、手に取ってその内容を学び、自社に生かしていきたいものである。