Salesforce業務のコスト
2026-03-17 13:27:20

Salesforceの開発と運用業務に潜むコストの実態とは?

Salesforceの開発と運用業務に潜むコストの実態とは?



近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が進み、多くの企業がSalesforceの導入を進めています。しかし、その運用に関するコストがどのように発生しているのか、その実態を探るためにコパード株式会社が実施した調査が注目を集めています。

調査背景と目的


コパードは、Salesforceの開発・運用に関わる112名の担当者を対象に、工数やコストに関する実態を調査しました。調査結果によれば、開発・運用担当者の約9割が「属人化」を実感しており、多くの業務が手作業に依存している状況が明らかになりました。

不具合と手戻りコストの実態


調査結果から特に衝撃的だったのは、91.9%の担当者がリリース後に不具合を経験していることです。その原因の多くは「テストが不十分」であり、これが業務における大きな手戻りコストを生んでいます。手戻りは開発チームの負荷を増大させ、結果として追加のリソースコストを発生させています。

深夜・休日作業の頻発


さらに、74.1%の回答者が月に2回以上、深夜や休日にリリース作業を行なっていると回答しています。これは業務の過密さや、手作業の多さが影響しており、時間外の対応が求められることが頻繁に起こっています。こうした状況はワークライフバランスを損ねるだけでなく、職場のモチベーション低下にもつながる可能性があります。

見えないコストと属人化のリスク


この調査では、業務の「属人化」がもたらすリスクも明らかになりました。88.3%の回答者が、業務が特定の個人に依存していると感じており、これが「引き継ぎの長期化」や「担当者不在時の業務停滞」を引き起こしています。特定の担当者がいなくなることで、ナレッジの喪失や業務の停滞が生じ、組織全体の生産性に悪影響を与えることがあるのです。

低い投資効率の懸念


業務の効率化が進まず、手作業に依存する状況では、投資効果が低下するという懸念も指摘されています。AIを導入したとしても、基盤の業務が適切に運用されていなければ、投資効率は悪化していくばかりです。標準化や自動化を進めない限り、Salesforceを活用した成果を上げることは難しい状況にあります。

まとめ


今回の調査結果は、Salesforceの開発や運用において、テストや属人化が生むコストを無視できないことを浮き彫りにしました。企業はこの実態を認識し、適切な対策の実施が求められます。今後のDX推進においては、業務の自動化や標準化を進め、組織の生産性向上に努めることが必要とされるでしょう。業務の効率化は単にコスト削減にとどまらず、組織の持続可能性にも繋がります。これからの時代、したがって、Salesforceを利用する企業には「運用の質」を高めるための挑戦が待っていると言えます。


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会社情報

会社名
コパード株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-1-3日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower)3階
電話番号

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