脱炭素社会に向けた新たな取り組みを紹介する展示会が開催

「第6回脱炭素経営 EXPO【春】」出展のお知らせ

京セラコミュニケーションシステム株式会社（KCCS）は、2025年2月19日から21日までの期間、東京ビッグサイトにて開催される「第6回脱炭素経営 EXPO【春】」に出展します。この展示会は、企業の脱炭素化を促進する様々なソリューションが一堂に会する重要なイベントです。

展示会の概要

脱炭素経営 EXPOでは、自家消費型太陽光発電やエネルギーマネジメントシステム、省エネ設備など、企業向けの最新の脱炭素ソリューションが紹介されます。出展者は、再生可能エネルギーを用いた技術や取り組みを推進し、持続可能な経営を目指す企業に向けた情報提供を行います。

京セラのブースでは、国内初となる「ゼロエミッション・データセンター石狩（ZED石狩）」の運用について詳しくご紹介します。このデータセンターは、24時間365日、再生可能エネルギー100％で運営され、石狩湾新港洋上風力発電所および当社所有の太陽光発電所からの電力供給を受けています。

ZED石狩の特徴

ZED石狩は、独自のAI技術を用いて、電力需給のマッチングを行い、効率的な電力の地産地消を実現しています。また、天然の外気を活用した空調システムや、サーバー室の排熱を再利用するなど、建物内でエネルギーの循環を図っています。このような取り組みを通じて、脱炭素化やBCP対策（事業継続計画）への支援を行い、持続可能な社会の構築に寄与することを目指しています。

さらに、ZED石狩は地域経済の活性化にも貢献しています。データセンター技術者やエネルギー関連技術者の雇用創出を促進し、地域に新たな仕事を提供しています。

その他の出展内容

展示会では、太陽光発電ソリューションについても幅広く紹介します。地面、屋根、水面に設置可能な多様な太陽光発電システムの導入から、運用保守までをワンストップで提供することができます。また、営農型太陽光発電（ソーラーシェアリング）や自動配送ロボットのプロジェクトについても情報をお届けします。

これにより、農業の担い手を支えると同時に、ラストワンマイル配送の課題にも対応していくという取り組みを進めてまいります。