新潟医療福祉大学が鍼灸健康学科を通じて健康促進に寄与
新潟医療福祉大学の鍼灸健康学科は、2025年10月18日(土)と19日(日)に開催される「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2025にいがた」に参加し、がん患者の支援活動に力を入れています。このイベントは、がん経験者やその家族、地域住民が集まり、交流を深めながら、健康促進について考える貴重な機会です。鍼灸健康学科はこのイベントにおいて、「がんカフェ」と呼ばれるブースを運営し、参加者が東洋医学に基づく健康維持法を実践できるプログラムを提供します。
東洋医学に基づくセルフケアの重要性
がんに関しては多くの情報が流通していますが、がん患者およびその家族、さらには地域の皆さんにとっては、専門的かつ安心して行えるケアが求められています。東洋医学が提供するツボ押しや温熱刺激は、誰でも簡単に始められるセルフケアの一つであり、日常生活の中で取り入れやすい方法として注目されています。
鍼灸健康学科は、新潟からこの取り組みを発信することで、東洋医学の養生法を「安心して実践できるセルフケア」として広げていく意向です。特に今回は、新潟でがんをテーマにした取り組みが行われる初めての試みとなりますので、地域の皆様にはぜひ参加していただきたいです。
イベント詳細とプログラム内容
日程と会場
イベントは以下の日程で行われます。
- - 10月18日(土) 15:00~、20:00~(各40分)
- - 10月19日(日) 10:00~(1回)
会場は新潟県スポーツ公園カナール広場で、住所は新潟市中央区清五郎33-1です。
プログラム内容
1.
ツボ押し体験
教員および学生が参加者をサポートし、実際にツボ押しを体験してもらいます。
2.
東洋医学の効果紹介
がん関連の症状に対する鍼灸や漢方の効果をパネル展示やチラシを通じて紹介します。
3.
セルフ養生法の紹介
日常生活で実践できるツボ刺激や温熱療法を相談形式で案内し、関連のパンフレットを配布します。
参加は事前申し込み不要で、どなたでも気軽に参加できます。詳細はリレー・フォー・ライフ・ジャパンの公式ウェブサイトや新潟医療福祉大学のページをご覧ください。
新潟医療福祉大学について
新潟医療福祉大学は、医療系総合大学であり、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉・医療ITを学べる6学部16学科を有しています。学生には実践的な「チーム医療」の学びの場が提供され、資格取得支援や就職支援体制も整っています。加えて、スポーツ系学科との連携により、健康促進に役立つ知識と技術が養われています。
まとめ
このようなイベントは、地域社会やがん経験者にとって有意義な交流の場となります。ぜひ多くの方々に足を運んでいただき、自らの健康を考えるきっかけにしてほしいと思います。