サステナブルな未来を創造する拠点、コワーキングスペースが大島に誕生
2025年2月24日、福岡県宗像市大島に新しいコワーキングスペース「〇〇(仮称)」がオープンします。このスペースは企業の持続可能な取り組みを支援し、社内研修や新しい働き方を促進する場として期待されています。
大島の魅力と特徴
大島は福岡県で最も大きな島で、神湊港からフェリーで約25分の距離にあります。周囲は約15kmで、約500人が暮らしています。特に名産の甘夏みかんが有名です。また、平成29年7月には「宗像大社中津宮」と「宗像大社沖津宮遥拝所」が世界文化遺産に登録され、七夕伝説の発祥地としても知られています。大島はその美しい自然と豊かな文化を背景に、企業の新たなアイデアを実現する場としても活用されていきます。
大島オフィスの3つの特徴
1. 会員制の運営方式
コワーキングスペースは会員制で運営され、特別なイベントやプログラムが定期的に実施されます。この場は、会員同士の交流を促進する「会員専用バー」を備えており、ビジネスアイデアの共有や新しいコラボレーションのきっかけ作りに寄与します。
2. 企業研修とコワーキングの融合
大島オフィスは、企業の社内研修の一環として利用できるプログラムを提供。ここでは、日常から離れた環境で新たな発想を得ることが可能です。また、研修者向けに「大島サステナブルツアープログラム」を提供し、地域の人々や文化に触れることができる機会も設けています。設備環境も整っており、Wifiやプロジェクターが完備されています。
3. 新規事業の実証実験が可能
大島は新規事業の実証実験を行うための特別なフィールドとしても機能します。島ならではの資源や特性を活用したプロジェクトを進めることで、企業は地域との連携を深めつつ、実際のビジネスモデルを試行錯誤できる貴重な機会を得られます。
Living Lab Campの開催
このコワーキングスペースの立ち上げに先立ち、2024年7月には「Living Lab Camp」を開催しました。東京の大手製薬会社が大島を訪れ、実証実験の策定に取り組むなど、自然豊かな環境で新たな発想を模索しました。
大島の可能性
大島では、人口減少や地域の斜陽化といった課題に直面しています。しかし、これを「サステナブル×イノベーション」の拠点と再定義することで、地域に新たな価値をもたらすことができる可能性が秘められています。地域と企業、個人が繋がり、新たな価値創造を目指す大島オフィスは、福岡県宗像市からサステナブルな未来を発信していきます。
お知らせと参加募集
コワーキングスペースの名称を広く募集し、株式会社Comunionではパートナー企業やアンバサダーも限定で募集中です。さらに、公式LINEに登録すると最新情報が受け取れるなど、様々な参加方法があります。
自然美溢れる大島で、企業と地域が共創する未来の拠点が形を成す日が楽しみです。