東京都内での新たな大型貨物配送サービスが始まる!
2024年11月、ラストワンマイル協同組合が東京都内にて大型貨物のLCC配送サービスの提供を開始します。これにより、荷物の3辺の合計が400cmに達するような大きな荷物も、安価な運賃で運ぶことが可能になります。これまで大型貨物の宅配は一部の大手業者に依存していましたが、新たな選択肢が増えることで、荷主企業にとっては利便性が向上します。
これまでの配送の課題と新サービスの特長
大型貨物の配送は、通常の宅配サービスでは対応できない場合が多く、特別な運搬手段が必要でした。しかし、ラストワンマイル協同組合は、全国の複数の引越し会社と協力し、既存の物流業界に新しい風を吹き込む取り組みを展開します。
この新サービスでは、単なる集荷や配送だけでなく、家電や家具の設置サービスも提供。荷主にとって必要なサービスのみを選択できる柔軟さを持たせ、物流の効率化を図ります。また、東京都内に限らず、今後は関東の主要都市にサービスを広げていく計画です。
連携企業について
今回のサービス展開にあたり、以下の引越し企業との連携が行われています:
- - ハイ・グッド引越センター
- - ガード引越センター
- - 人力引越社
- - LIVE引越サービス
- - レディアス引越センター
- - アクティブ感動引越センター
- - ペガサス引越サービス
- - BIG引越センター
これらの企業はそれぞれ異なる特長とサービスを提供し、ラストワンマイル協同組合としての強力な配送ネットワークを形成しています。
ラストワンマイル協同組合の概要
ラストワンマイル協同組合は2018年に設立され、東京都府中市を拠点として活動しています。理事長の志村直純が率いるこの組合は、組合員を対象とした小口配送や経営の改善、技術の向上、福利厚生の提供を目指しています。
現在、組合には35社が会員として参加しており、約4,200台の車両を保有しています。取扱荷数は月に20万個から25万個ですが、2024年11月以降には30万個に達する見込みです。連携先にはIKEAジャパンやアイリスオーヤマなどの大手企業が名を連ねています。
まとめ
新しい大型貨物のLCC配送サービスが東京都内でスタートすることで、荷主企業はより選択肢を持つことができ、物流の多様化が進むと期待されています。今後、関東地域全体への展開に向けて、さらなるサービスの拡充がなされることでしょう。これからの物流業界に目が離せません!