株式会社SPACE VIEWが福島県に新拠点を設立
2020年11月に設立された株式会社SPACE VIEWは、衛星データの解析とリモートセンシング技術を駆使し、新しい研究開発拠点を福島県会津若松市と南相馬市に設立しました。これにより、宇宙関連技術をより一層進化させ、新たなサービスを生み出すことを目指すとともに、地域との共創を強化していく方針です。
新拠点の目的
SPACE VIEW社は、東京本社に加えて福島県の新たな2拠点を持つことで、宇宙産業の持続可能性を高め、より多くの産業や個人が衛星データを活用できる環境を整えることを目指しています。特に、技術的な障壁を減少させることで、多くの企業や自治体との協業を進めることが重要だと考えています。さらに、地域の大学と連携し、インターン生の受け入れも積極的に行っています。
各拠点の役割
新しく設立された各拠点では、異なるミッションが設定されています。会津若松市では、オープンデータやGIS(地理情報システム)を活用したデジタルツインの構築を進めます。このデジタルツインを通じて、リモートセンシング技術を用いた防災や防犯、観光業向けのサービスの実現を目指します。
南相馬市では、地元企業との共創を促進し、地域の活性化と復興支援に寄与します。ロボットテストフィールドを活用した実証実験を通じて、実用的なデータを収集し、地域のニーズに応えるサービスの実現を目指します。
地域との連携を強化
SPACE VIEW社は、スペーステックに興味を持つ企業や個人との協業を通じて、持続可能な未来を作ることに力を入れています。特に、地元の企業や地域における防災や観光業の振興について、一緒に考え、実行に移すためのパートナーシップを模索しています。
また、会津大学や福島大学の学生をインターンとして受け入れることで、地域の若者にも新たなスキルを学んでもらい、それが地域の発展につながることを期待しています。
経営理念と新たな挑戦
SPACE VIEW社は、人工衛星データを活用したサービスの創出を通じて、さまざまな産業のイノベーション基盤を築くことをミッションとしています。リモートセンシング、データマイニング、機械学習などの先進技術を駆使し、社会の発展に寄与するための新たな技術やサービスの開発に取り組んでいます。
今後、衛星部品ポータルやユースケースポータルのlaunchなど多彩なプロジェクトを計画しており、デジタル世界とリアル世界が相互作用する新しい仕組みの構築を目指しています。
お問い合わせ先
今回の新拠点に関する詳細な情報や協業の提案については、以下の連絡先までお問い合わせください。
株式会社SPACE VIEWは、今後も地域との連携を深めながら、宇宙産業の発展に貢献し続けていくことでしょう。