アツいまちサミット2017：日本の最高気温都市が集結し新たな暑さ対策を考える

アツいまちサミット2017in渋谷の成功裏の開催

2017年7月9日、渋谷にて「第4回アツいまちサミット2017in渋谷」が無事に行われ、4つの日本の最高気温記録都市が集まりました。この環境省の後援を受けたイベントには、熊谷市（埼玉県）、多治見市（岐阜県）、四万十市（高知県）、そして山形市（山形県）が参加し、住み良いまちの実現に向けた新しい取り組みが発表されました。

共同宣言と新たな暑さ対策

今回のサミットのテーマは、「真夏の暑い日でも子供が元気に外で遊びたくなるまち」を掲げた共同宣言です。これを目指すため、参加した4都市は独自の暑さ対策として、「く～るスポット探検」と「ゆるキャラみつけてクールシェア」という2つのプロジェクトを実施することを決定しました。

また、伊藤園が共催企業として参画し、同社の人気商品「健康ミネラルむぎ茶」がサミットの公式飲料に認定されたことも注目されました。

ワークショップでの意見交換

サミットでは、4つの都市に住む市民や学生たちが集まり、暑さに対抗する新しい遊び方を開発するワークショップが行われました。参加者たちはグループに分かれ、暑さを「涼しく・楽しく」するアイデアを討論。伊藤園の社員も一緒になって議論に参加し、「暑さを楽しむ方法」について活発に意見を交換しました。

その後、各チームが開発した提案を審査員の前で発表し、その様子は各都市の子供たちにも中継されました。子供たちの意見も最終的な審査に影響を与え、地域の声を大切にする姿勢が示されました。

優秀チームの発表

審査は筑波大学や東京大学の教授、さらに企業マネージャーによって行われ、「く～るスポット探検」を提案したクールブルーチームと、「ゆるキャラみつけてクールシェア」を開発したゆるキャラをみつけ隊チームが優秀チームとして認定されました。

夏にこの4つの都市でこれらのプロジェクトが実施されることが決定し、住みたいまちを作るための「アツいまち共同宣言」としても採択されました。

アツいまちサミットの理念と未来

アツいまちサミットは、全国の最高気温記録を持つ4都市と伊藤園が協力し、暑さに強い地域を創り上げるための活動です。理念としては、アツさに関する経験やアイデアを共有し、元気なコミュニティ作りを目指しています。

未来を見据え、地域への誇りを持ちながら、全国や世界にアツさ対策を広めることを目指しており、アツいまち同士の交流や地域のイメージの向上に努めています。

このサミットを通じて、地域社会の結束や新たなアイデアの発表が行われ、参加者全員にとって有意義なイベントとなりました。サミットは未来への第一歩として、次回の開催へと繋がっていくことでしょう。