香川県東かがわ市と「アイシティ」が協定締結、環境保護を目指す新プロジェクト始動

「アイシティ ecoプロジェクト」が香川県東かがわ市と協定締結

2025年3月25日、コンタクトレンズ専門店「アイシティ」を運営するHOYA株式会社のアイケアカンパニーは、香川県東かがわ市との間で『使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定』を締結しました。この協定は、地域の未来像「つながる未来をともに創るまち東かがわ」という理念のもと、循環型社会の実現を目指す「アイシティ ecoプロジェクト」との共通の目的が結びつき実現しました。

協定の詳細と取り組み内容

この協定の主な目的は、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回収し、プラスチックごみを削減し、資源の再利用を促進することです。具体的には、香川県東かがわ市が市民に対してこの取り組みを周知し、回収活動を実施します。一方で、HOYA株式会社は回収された空ケースの管理を行い、専用の回収ボックスなども提供します。

回収拠点

- 東かがわ市役所1階
- 引田支所1階
- ひとの駅さんぼんまつ1階
- 市立小中学校3校

市民部環境衛生課へお問い合わせを行えば、より詳細な情報を得ることができます。

アイシティ ecoプロジェクトの目的

アイシティ ecoプロジェクトは、全国のアイシティ店舗および約6,890箇所に設置された専用ボックスで、リサイクルが可能な使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回収する活動です。このプロジェクトは3つの社会貢献を目指しています。1つ目は空ケースの再資源化による環境保全。2つ目は障がい者の自立支援や就労支援。3つ目は日本アイバンク協会への寄付です。

2010年に業界初としてこの活動を始め、今年で15年目を迎えました。活動を続ける中で、多くの団体や市民の協力を得て、幅広い回収活動が行われています。

回収実績

これまでに回収したコンタクトレンズの空ケースは累計740.37トンに達し、これは約7億4,000万個分です。また、この活動により、二酸化炭素の削減量は累計2,043.07トン（東京ドーム約122.4個分）にもなります。さらに、活動を通じて得られた寄付金の累計は16,408,968円を超え、視力を回復したい人々への支援に役立てられています。

参加団体と今後の展望

2025年2月時点での参加団体数は、学校3,110校、企業1,208社に及び、その数は増加し続けています。今後も回収活動にご協力いただける団体を募ることで、より多くの市民が参加できるような環境をつくります。

HOYA株式会社アイケアカンパニーは、「ライフケア」や「情報・通信」の分野で高いシェアを誇る企業です。アイシティの展開や環境への配慮に力を入れ、その成長を続けています。私たちの取り組みが、より良い未来づくりに寄与することを目指しています。