横浜赤レンガ倉庫での新たなダンス体験
2024年4月、横浜赤レンガ倉庫1号館での振付家小㞍健太の活動が始まります。小㞍は、世界的に活躍する建築家ハネス・マイヤーと共に「縁側」というテーマを掲げ、内外の境界の曖昧さと環境との関係をリサーチします。このプロジェクトにおいて、彼の振付技術と独自のダンス観を体感できるオープンスタジオが開催されます。
ダンス創作の過程を体感
オープンスタジオでは、小㞍健太を中心に、プロダンサーやアーティストたちが集結し、現代舞踊における身体表現を深めていきます。具体的には、堀田千晶、畠中真濃、青柳潤、作曲家のタツキアマノ、サウンドアーティストの森永泰弘、バレエピアニストの榎本真弓がそれぞれの専門技術を生かし、創作プロセスを一般に公開します。この機会に、普段は見ることのできない舞台裏を覗いてみてはいかがでしょうか。
参加型ワークショップと講座
オープンスタジオの期間中、参加者は様々なワークショップやレクチャーにも参加できます。例えば、小㞍健太による「基礎バレエと即興」では、日常動作とバレエの基礎を組み合わせて体を動かし、ダンスによるコミュニケーションを体験します。日程は、9月4日と6日の19:00~20:00で、参加対象は10歳以上です。参加料は2,000円で、予約が必須です。
また、堀田千晶による「Gaga people」クラスでは、身体を自由に動かすことで、踊る楽しさを学びます。こちらのクラスは高校生以上を対象とし、9月3日、5日、7日の時間帯で実施されます。
さらに、ハネス・マイヤーのレクチャーも開催され、建築空間の関係性や、あいまいさに焦点を当てた内容が展開されます。この貴重な機会を通じて、ダンスと建築の新たな相互作用を体感できることでしょう。
公開リハーサルとパフォーマンス
当スタジオでは、普段は見ることができないリハーサルの様子を一般公開します。9月3日から6日まで、14:15から17:30の間、自由に出入り可能です。参加料は無料で、予約が必要なので早めの申し込みをお勧めします。また、パフォーマンス&トークイベントも行われ、過去の作品を基にした新作が披露されます。9月3日から6日、18:00から18:45にかけて開催され、参加料は500円です。
まとめ
横浜赤レンガ倉庫で行われるこのオープンスタジオは、ダンスを通じて新たな体験を提供するための素晴らしい場です。アーティストたちと共に創作過程を体感し、参加することで新しい発見が待っています。ぜひ、この機会をお見逃しなく!