株式会社電脳交通(徳島県徳島市、本社:徳島市)は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際標準「ISO/IEC 27001:2022」の認証を取得したことを発表しました。この認証は、情報管理体制が国際基準に適合していることを示し、タクシー事業者やその利用者にとってより安全なサービス提供に向けた取り組みを強化するものです。
認証取得の背景
最近、タクシー業界では、配車のデジタル化やアプリの普及が進んでいます。これに伴い、クラウドによるデータ管理や外部サービスとの連携が増加してきました。その結果、運行情報や顧客データ、さらには点呼記録や給与関連情報など、重要なデータの安全管理が求められるようになっています。
電脳交通は、クラウド型タクシー配車システムをはじめ、全国のタクシー事業者を支援するコミュニケーションセンター事業にも取り組んでいます。2025年からは、タクシー事業向けに点呼システム「電脳点呼」と業務管理システム「Cabriolet(カブリオレ)」の提供予定です。これにより、現場からバックオフィスまで幅広い業務支援体制を整えています。
このように多岐にわたる情報を取り扱うため、より高度な情報セキュリティ体制が必要とされ、電脳交通はその構築を進めています。情報資産の適切な保護とリスクマネジメントを強化し、タクシー業界全体のサービス向上に努めていく予定です。
ISO/IEC 27001:2022について
ISO/IEC 27001:2022は、国際標準化機構(ISO)および国際電気標準会議(IEC)が策定した情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格です。この規格では、組織が保有する情報資産を保護するカギとなるリスクベースの管理体制や運用プロセスについて継続的な改善を求めています。機密性、完全性、可用性を確保するための枠組みを提供することで、企業の情報管理がより効果的に行えるようになります。
認証の概要
以下が認証の概要です。
- - 認証規格:JIS Q 27001:2025(ISO/IEC 27001:2022 + Amd 1:2024)
- - 認証取得日:2026年3月27日
- - 認証番号:MSA-IS-817
- - 認証範囲:クラウド型タクシー配車システム、業務管理システム、配車業務受託ソリューションなど
- - 認証機関:株式会社マネジメントシステム評価センター
提供サービス
電脳交通は、すでに以下のサービスを全国で展開しています。
- - クラウド型タクシー配車システム「DS」:約2万3000台のタクシーに導入、業務効率化に貢献。
- - コミュニケーションセンター:タクシー業界のクライアントに対して支援を行い、月間20万件以上の着信を処理。
- - タクシー向け点呼システム「電脳点呼」:業務前後の遠隔点呼が可能で、23都道府県のタクシー事業者に導入。
- - タクシー業務管理システム「Cabriolet」:すべての機能を標準装備し、業務効率を向上させる。
株式会社電脳交通の概要
- - 所在地:徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番
- - 設立:2015年12月
- - 代表者:近藤 洋祐
- - 従業員数:220名(2026年1月末時点)
- - 資本金:1億円
- - 主要株主:阿波銀行、Uber Technologies, Inc.など多数。
電脳交通は、ISMSの運用を通じて継続的な改善を図り、今後もセキュリティ体制を強化していく方針です。