全国で不動産仲介売買事業を展開している株式会社不動産SHOPナカジツが、業務効率化を実現するAIクラウドサービス「バクラク」を導入しました。このサービスは、組織内の業務プロセスを一元化し、従来の煩雑な作業から解放することを目的としています。
「バクラク」の導入により、不動産SHOPナカジツは法人カードの不正利用防止機能を活用し、業務をより効率的に管理できるようになります。具体的には、チームごとに用途を限定した法人カードを発行することで、立替精算の手間をなくし、経費利用の透明性が向上します。これにより、コーポレート・ガバナンスが強化され、従業員は本来の業務に専念できる環境が整います。
さらに、「バクラク」シリーズを利用することによって、経費精算のフロー全体を組織内でシームレスに関連付けることが可能になります。カード決済を行うと、スマートフォンアプリにプッシュ通知が届き、そのまま領収書を撮影して報告を行えるため、領収書の紛失や報告の漏れを減らすことができます。この進化により、担当者の月末作業が軽減されるだけでなく、業務の回転速も向上します。
その上、AIを利用した「バクラク受領代行」サービスにより、受領業務を完全にアウトソースすることが可能になります。これにより、経理担当者は受領漏れや支払漏れの防止に集中でき、請求書の内容確認に専念できるメリットがあります。特に、AIによるデータ化の迅速化は、今後の経理業務の効率化に大きく寄与することでしょう。
不動産SHOPナカジツの経理課課長、鈴木敏樹さんも、新しいシステムを導入した後、作業の効率化が実感できたとコメントしています。以前は複数のシステムに分かれていた作業が一元化され、経費申請も自動チェックが可能になったことで、申請から承認までの時間が大幅に短縮されました。さらに、リアルタイムでの予算管理が実現されたことも大きな成果です。
「バクラク」の導入は、不動産業界だけにとどまらず、今後のビジネスにおいても重要な指針となりそうです。業務のデジタル化は時代の流れです。「バクラク」を通じて、効率的な業務運営と従業員の労働環境の向上を図る不動産SHOPナカジツの挑戦が、今後どのように展開されていくのか、注目が集まります。これからも、LayerXは「働くをラクに。ラクをもっと創造的に。」というビジョンをもとに、ユーザーのニーズに合ったプロダクトを提供し続けることでしょう。