映画『ドクちゃん』
2024-03-30 14:00:01

特別試写会決定!映画『ドクちゃん』の魅力に迫る

ドキュメンタリー映画『ドクちゃん』が日本に上陸



ベトナム戦争の影響を受けて誕生した結合双生児、グエン・ドクさんを描いたドキュメンタリー映画『ドクちゃん ーフジとサクラにつなぐ愛ー』が公開されます。この映画の上映を記念して、ドクさんが日本に訪れ、特別試写会が行われることが決定しました。日程は4月11日、日本赤十字看護大学で開催されます。

映画『ドクちゃん』は、ドクさんの厳しい運命とその中での希望を描いています。ドクさんは、1986年に兄のベトさんが急性脳症と診断され、2人の命が危険にさらされる中、東京に緊急入院し、約4ヶ月間の治療を受けました。その後、1988年に行われた分離手術も、日本赤十字社の助けなしには実現しなかったと言われています。このような背景からも、ドクさんと日本赤十字社との関係は深く、今回の特別試写会が実現することとなりました。

ドクさんの現在と家族



映画の中で描かれるドクさんの現在は、夫として、父として、日々の生活を支え合いながら闘病中の義母の介護も行っています。今年の2月には43歳を迎え、結婚18年目の妻トゥエンさんと双子の子供たち、フジくんとサクラさんとともに過ごしています。ドクさん一家の姿を描くこの映画は、彼らの日常の中にある希望や喜び、そして耐え難い苦しみの入り混じった瞬間を捉えています。

映画の監督は、全五大陸でドキュメンタリー制作を行っている川畑耕平氏。撮影には2023年の日本撮影監督協会「JSC賞」を受賞した池田俊己氏が参加し、編集はウクライナ出身のレシア・コルドーネッツ氏が担当しています。これにより、多様な視点からのアプローチが生まれ、感動的な作品に仕上がっています。

音楽と映画祭での上映



本作の音楽を手がけるのは、東京オリンピックの開会式にも参加した若手音楽家・原摩利彦氏。彼は、「ドクさんの笑顔や、子供たちの明るい笑顔を通じて、幸せと苦しみが混在する日常を表現したい」とコメントしています。また、4月6日からホーチミン国際映画祭での上映も決定しており、世界中の観客がこの作品を見ることになります。

映画の未来



映画『ドクちゃん』は、日越外交関係樹立50周年を記念した作品としても位置付けられています。この映画を通じて、両国の友好を深める機会となり、多くの人に感動を与えることでしょう。ぜひ、特別試写会や今後の上映をお見逃しなく!

会社情報

会社名
株式会社ギグリーボックス
住所
東京都千代田区二番町10-24A・I二番町ビル1F
電話番号
03-5937-1267

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。