コロナと営業の影響
2020-07-12 14:03:40

コロナが営業パーソンの業績に与えた影響とは

コロナウイルスの影響と営業活動



新型コロナウイルスの影響により、営業担当者の仕事環境や業績にさまざまな変化が起こっています。2020年6月中旬に実施された調査では、営業活動におけるプロセスや業務環境、業績に対する意識の変化について詳しく探ることが目的とされました。対象は全国の営業職に従事する20代から40代の男女で、500人の意見が収集されました。調査協力は楽天インサイトが行い、オンラインで実施されました。

業績への影響


まず業績に関しての結果ですが、驚くべきことに6.2%の人々は「業績が向上」もしくは「やや向上」と回答しています。ですが、約60.2%の人々が「悪化」や「やや悪化」との回答をし、全体的に業績が厳しい状況にあることが窺えます。業績が「変わらない」とした回答は33.6%存在しました。

営業プロセスへの影響


営業プロセスや手法に関しては、10.2%の人々が「良くなった」や「やや良くなった」としていますが、55.6%は「悪くなった」や「やや悪くなった」と回答しています。特に女性の40代では34.5%、男性の30代では31.3%が「悪くなった」と答えており、年齢や性別による違いが見受けられました。一方で、20代では女性が16.9%、男性が13.3%と、年代によって結果が異なることも注目に値します。

テレワーク・在宅勤務の受け止め


テレワークや在宅勤務についての意識調査では、60.2%が「推奨する」または「やや推奨する」と期待される反応を示し、20.2%が「推奨しない」もしくは「あまり推奨しない」と答えています。特に30代の女性が53%と最も高い数値を示したことが印象的です。対照的に、40代の男性は17.9%という低い値でした。

顧客との関係構築の難しさ


顧客との関係構築については、49.8%の回答者が「困難」または「やや困難」と答え、わずか15.4%が「できる」または「ややできる」としています。営業部門ではこのように業務環境に大きな影響が出ているのが実情で、特に対面営業が減少したことで新たな顧客との信頼関係の構築に苦労している様子が見受けられます。

今後の展望


株式会社セールスヴィガーは、今回の調査結果を元に、さらなる分析を行なうことを検討しています。また、新しい働き方に対して営業担当者がどう順応していくかの参考になるよう、追加調査を行い、都度の改善を続ける予定です。特に個別の企業に対して適した調査を実施し、総合的なヒントを提供できるようなサービスを今後展開する予定です。今後は2023年8月のリリースを目標に、実態を掴む努力が続けられていくことでしょう。

会社情報


株式会社セールスヴィガーは、営業支援事業に特化した企業で、東京都千代田区に本社を置いています。2015年に設立され、コンサルティングや教育、各種調査など多岐にわたるサービスを提供しています。代表取締役の大西芳明氏が率いるこの会社は、今後も営業担当者が直面する課題に対して有効なサポートを行うことを目指しています。

会社情報

会社名
株式会社セールスヴィガー
住所
東京都千代田区神田淡路町1-5-3KT淡路町ビル6F
電話番号
03-5577-4027

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