未来を担うスタートアップたちの成果が明らかに!
2025年2月5日、『未来X(mirai cross)DEMO DAY 2025』が盛大に開催され、各スタートアップの成果が発表されました。このイベントは、スタートアップや事業会社、ベンチャーキャピタルなど、さまざまなプレーヤーが一堂に会し、新たなビジネスの可能性やイノベーションを創出することを目的としたものです。この度は、計11の賞が授与され、9つのチームが表彰されました。
アクセラレーションプログラム『未来X(mirai cross)2025』の概要
このプログラムは、スタートアップと事業者間の協業を促進するエコシステムの構築を目指しています。2021年度よりスタートし、参加した企業や機関は、近未来のビジネス環境をリードするための多様なアイデアを提案してきました。今回のDEMO DAYでは、16社の応募の中から厳正な審査を経て選ばれた企業が、その成長を証明する場となり、数々の課題解決に取り組む革新的な事業プランが多く発表されました。
受賞企業一覧
以下は、DEMO DAYで受賞した企業の概要です。各企業の独自の事業プランが評価され、表彰されました。
- - NOK株式会社(NOK Dream Journey賞):水力発電装置「ハイドロヴィーナス」を開発し、災害リスクを予測するためのデータ提供機能を持つ。
- - 新日本空調株式会社(SNK賞):災害時にも利用できる水循環システムを含むエネルギーと水のコンテナ型ユニットを開発。
- - 住友不動産株式会社(住友不動産賞):害虫駆除をリモートで行うAIデバイスを開発。
- - 三井住友海上火災保険株式会社(三井住友海上賞):「LivMap」アプリを提供し、フィールド業務をデジタル化。
- - 京都大学イノベーションキャピタル株式会社(京都iCAP賞):早期の認知症患者を識別するスマホアプリを開発。
- - 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)(NEDO賞):
生活用水レベルの水再生を実現するシステムを開発。
- - SMBC日興証券株式会社(Nikko Open Innovation Lab賞):生産ラインのミスを減らすセンサー技術を活用した触覚グローブを開発。
- - 株式会社三井住友銀行(デジタルイノベーション賞):日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行するパブリックブロックチェーンを提案。
- - 株式会社三井住友フィナンシャルグループ(GREEN×GLOBE Partners賞):生産性向上を目指すセンサー技術を開発。
- - ミドリクNbS株式会社(FANPS賞):生態系サービスの価値を可視化するサービスを提供。
各部門別最優秀賞
部門ごとに最優秀賞を受賞したチームも誕生しました。各チームは次の基準で評価されました。事業化の可能性、顧客ニーズへの意識、将来性、熱意、社会的インパクトなどです。
子育てに特化したマッププラットフォーム「iiba」を展開。
認知症の早期発見を目指すAIアプリを開発。
- - 『未来X(mirai cross)』賞: 株式会社ハイドロヴィーナス
災害リスク予測プラットフォームを提供。
結論
今回のDEMO DAY 2025は、未来を見据えた事業プランが集まる場であり、これらのスタートアップが新たなビジネスの可能性を拡げること期待されています。今後も、各受賞企業がそれぞれの事業をさらに伸ばしていくことに注目です。これらの企業が持つアイディアと挑戦が、社会に新しい価値を提供することが期待されています。