お口年齢の実態
2025-11-05 12:29:09

全国調査で明らかになった「お口年齢」の実態とその影響

全国調査で明らかになった「お口年齢」の実態



アース製薬株式会社が実施した調査により、全国の“お口年齢”が実年齢よりも平均12.8歳高いことが判明しました。この調査では、20〜60代の男女3,500人を対象に、歯や口内の状態、生活習慣などから算出したお口の健康状態が評価されました。特に興味深いのは、40代の日時での結果が最もお口年齢が高く、47%が「ほぼ毎日間食をする」との回答を得ていることです。実年齢との差が11ポイント近く、間食の多さが大きな要因とされているのです。

調査の背景と目的


この調査は、全国の口内健康の現状を把握するために行われたもので、口内環境の重要性を再認識する狙いがありました。健康な口内環境は、全身の健康へも大きな影響を与えるため、特に日常のオーラルケアが重要です。また、特定の地域における口内の健康状態にも観察することができ、地域差も浮き彫りにされています。

年代別のお口年齢の差


調査結果によると、実年齢とお口年齢の差は以下の通りです。
  • - 40代:+13.6歳
  • - 30代:+12.9歳
  • - 20代:+11.8歳

このことから、40代が生活習慣の負担にさらされる中で、オーラルケアに対する意識も低下し、結果としてお口年齢が上昇していると考えられます。そして、20代に比べると40代の間食頻度が高く、オーラルケアへの気配りが少なくなっている状況も見えます。

地域差の影響


興味深いことに、お口年齢の地域差も顕著です。お口年齢の差が最も大きかったのは東北地域で、実年齢との差が+20歳以上に達する人も44.2%となっています。その一方で、関東地域は実年齢との差が小さくリモートワークの影響も相まって、オーラルケアへの意識が高い結果が得られました。この差は、地域ごとの生活習慣やストレス要因が影響している可能性が示唆されています。

リモートワークとお口年齢


また、調査結果から「おうち時間」が長い人ほどお口年齢が実年齢より高くなる傾向も見られました。リモートワークを週1回未満と回答した82.4%の人の中で、お口年齢が実年齢に近い人が多数を占めています。これに対して、実年齢より30歳以上も高いお口年齢の人には、リモートワークが進められた形態影響を与えている可能性も示唆されています。

生活習慣とオーラルケアの重要性


最後に、予防歯科の専門家である野尻真里先生は、「オーラルケアを徹底することが健康な口内環境の維持には不可欠」と強調しています。日々のオーラルケアとしては、歯ブラシだけでなく舌の清掃や歯間のケアも重要です。清潔感あふれるお口を保つためには、定期的な歯科医院での検診も必要不可欠と言えます。今からでも少しずつオーラルケアに取り組んでいくことが、未来の健康につながるのです。


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会社情報

会社名
アース製薬株式会社
住所
東京都千代田区神田司町二丁目12番地1
電話番号

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