スマートライドディスプレイ SRD 5 Proが東京モーターサイクルショーで初公開
バイクパーツの開発・販売を行う株式会社カスタムジャパンが、2025年3月28日から30日まで東京ビッグサイトで開催される「第52回 東京モーターサイクルショー」にて、最新のスマートライドディスプレイ「SRD 5 Pro」を初めてお披露目する。その際、一般発売も開始される。
この製品は、グローバル市場に向けて設計された高性能モデルで、イタリア・ミラノで開催された「EICMA」という世界最大級のバイク見本市では試作版が展示されている。結果的に、東京モーターサイクルショーはこのモデルの完成版が世界初公開される場となる。
前作を超える進化
「SRD 5 Pro」は、人気機種「SRD 5」のハイエンド版として登場する。前作が高評価を得た機能はそのままに、新たに防水性や処理性能、視認性などが大幅に向上している。特に、雨の日でも快適に使用できるタッチパネルが導入されており、高い防水性はIP68等級を誇る。
発売当初の「SRD 5」は税込29,800円で、Amazonのバイク用GPS部門で販売ランキング1位を記録した。これに対して新型は税込49,800円というプレミアムな価格設定だが、ハイエンドモデルとしては驚くべきコストパフォーマンスを実現している。
先進的な製造工程
「SRD 5 Pro」は、最先端のSMT製造ラインで生産され、日本の電波法に基づく技適認証も取得済み。つまり、ハイパフォーマンスと信頼性を兼ね備えた製品であることが保証されている。製造時には、信越化学工業の「信越シリコーン」を用いた防水シーリング職人によって、高品質な仕上げが実現されている。
また、工場内ではAIによる外観検査が導入されており、すべての製品が厳格な検査を通過して出荷される。
SRD 5 Proの主な特徴
- - ワイヤレス接続: CarPlayやAndroid Autoに対応し、スマートフォンの機能をディスプレイ上で簡単に操作できる。
- - 防水・防塵性能: IP67規格に準拠し、雨や土埃などの厳しい環境下でも安心して使用可能。特に新型タッチパネルは、濡れた指でもスムーズな操作が可能だ。
- - GPS機能: 内蔵GPSアンテナによって、速度や位置情報を自動的に記録し、専用アプリと連動して地図上で確認できる。
- - 高輝度IPS液晶: 明るい日差しの中でも視認性の高い高精細な5インチディスプレイを搭載。
- - フルHDドライブレコーダー: 事故の記録やツーリング映像の保存ができる前後カメラを装備し、衝撃検知機能も備えた。
- - タイヤ空気圧モニタリングシステム: タイヤの状態をリアルタイムで監視し、異常があれば警告を発することで安全性を高めている。
展示ブース情報
カスタムジャパンのブースでは、SRD 5 Proだけでなく、同社が日本総代理店を務める「SHAD」や「TIMSUN」などのブランドも紹介される予定。来場者は最新の製品情報を得たり、実際に製品を体験したりできる素晴らしい機会となるだろう。
この革新的なスマートライドディスプレイによって、ツーリングがさらに快適で安全になることが期待される。「SRD 5 Pro」によって、走行中の体験がどのように変わるのか、ぜひ東京モーターサイクルショーで目撃してほしい。
会社情報
株式会社カスタムジャパンは、大阪府東大阪市に本社を構え、バイクや自動車用品の企画・開発・製造を手掛けている企業だ。多様なニーズに応える製品をしっかりと提供している。
興味のある方は、公式サイトをチェックしてみてほしい。
カスタムジャパン公式サイト