マランツの新製品「MODEL 10」が音楽賞を受賞！その魅力とは

マランツの「MODEL 10」が音楽賞を受賞

2024年8月に発表されたマランツのハイエンドHi-Fiコンポーネント「10シリーズ」から、プリメインアンプ「MODEL 10」が「第37回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」のオーディオ部門において「技術開発賞」を受賞しました。この賞は、音楽界での優れたプロダクツや技術が評価されるもので、約130名の会員による自主投票に基づいて選出されます。

ミュージック・ペンクラブ音楽賞とは？

この賞は伝統的な選考方式とは異なり、全会員による投票によって受賞者が決定するというユニークな仕組みを持っています。日本国内でその年に公開または発表された音楽関連の製品やイベントが対象となり、クラシック、ポピュラー、オーディオの各分野においてノミネートが行われ、最終的には投票によって受賞者が決まります。

MODEL 10の特徴

「MODEL 10」は、アナログやクラスD、デジタル入力の選択肢が豊富で、マランツのプリメインアンプ群の中で最も優れた製品とされています。このモデルは、デンマークのPURIFI社との共同開発によるデュアルモノ・シンメトリカルClassDパワーアンプを搭載しており、高効率ながらも高音質を実現。HDAM + HDAM-SA3電圧帰還型アンプ回路とフルバランス構成のプリアンプを内蔵し、音楽の再生において高い性能を発揮します。特に、新機能であるF.C.B.S.機能により、最大4台までのボリュームを連動させることができ、複数のMODEL 10を組み合わせたバイアンプやマルチアンプ構成が可能です。

マランツの誇るヒット作「10シリーズ」

「10シリーズ」には、リファレンス・プリアンプ「MODEL 10」に加え、SACDプレーヤー「SACD 10」、ストリーミング・プリアンプ「LINK 10n」が揃っています。このシリーズは、マランツのハイエンドオーディオ製品の集大成であり、プレミアム素材を使用した贅沢なデザインが特徴です。また、クラシックなデザインを現代的に再解釈した製品でもあります。これまでのマランツの技術とデザインの歴史を尊重しつつ、ラグジュアリーなブランドとしての地位を確立する一歩となっています。

マランツの歴史と未来

「Marantz」は1953年に、ソウル・B・マランツ氏によって設立され、その後世界中でプレミアムオーディオ製品を提供してきました。1982年には、世界初のCDプレーヤー「CD-63」を発表し、現在ではホームエンターテインメント機器のプレミアムブランドとして広く認知されています。技術の進化に伴い、マランツは今後も音楽愛好家の期待を超える製品を提供し続けることでしょう。