地域医療連携を強化する『メディカルナビタ』が聖マリアンナ医科大学病院に設置されました

新たな医療案内システム『メディカルナビタ』の設置

2023年1月、愛知県名古屋市本社の表示灯株式会社が、神奈川県川崎市の聖マリアンナ医科大学病院に医療機関向けの周辺案内地図『メディカルナビタ』を設置しました。この新しいシステムは、地域医療の向上と来院者への情報提供を目指しています。

聖マリアンナ医科大学病院の新たな取り組み

聖マリアンナ医科大学病院は、特定機能病院および災害拠店病院として、最新の医療ニーズに応えるため、2019年に新病院の建設を開始しました。2025年1月4日には、新しい外来棟とエントランス棟の開業が予定されており、その準備の一環として『メディカルナビタ』が導入されました。

この設置により、病院の広報や地域医療情報の発信を強化し、来院者に必要な情報を分かりやすく提供することを目指しています。地域医療の連携を促進し、退院後に必要な情報を提供することも重要な役割です。

メディカルナビタの特徴

新たに設置された『メディカルナビタ』は、タッチパネル式のデジタルサイネージで、来院者にとって非常に利便性の高いシステムです。このモニターでは、以下のような主なサービスが提供されます。

- 提携医療機関の検索: 来院者は、診療科目や地域に応じて近隣の評価の高い提携医療機関を簡単に検索できます。サービス開始時には、251の医療機関が登録されています。
- 病院からのお知らせ: 診療時間や重要なお知らせ、広告、さらには天気予報などの情報も画面に表示可能です。

このように『メディカルナビタ』は、特定の情報提供においてカスタマイズが可能で、設置場所によって最適なサービスが選ばれます。また、来院者のニーズに合わせた情報をリアルタイムで更新することができるため、病院のロビーなどでの情報発信に大きく寄与します。

今後の展望

表示灯株式会社は、今後も『メディカルナビタ』を通じて地域の皆様の安全と安心を向上させ、地域医療連携の促進に貢献し続ける方針です。この取り組みは、医療現場における情報共有の強化や、患者さんにとっての利便性向上に繋がることでしょう。

これからも多くの医療機関がこのような革新的な情報提供システムを導入することで、地域医療の更なる発展が期待されます。