次世代起業家支援プログラム『Code Republicアカデミア』開講

新しい未来の起業家育成を目指す『Code Republicアカデミア』の開講

YJキャピタルとEast Venturesが合同で新たに起業家支援プログラム『Code Republicアカデミア』を設立しました。これは、次世代の起業家を支援し、より良いスタートアップエコシステムの構築を目指すものです。

背景にある起業環境

日本では起業率が他国に比べて低く、その理由には起業への恐れだけでなく、起業に必要な知識や経験、人材の不足が挙げられます。これを受け、政府も『日本再興戦略2016』や『ベンチャーチャレンジ2020』といった施策を打ち出し、起業家人材の育成強化に取り組んでいます。このような背景を踏まえ、YJキャピタルとEast Venturesが集結したのが、『Code Republicアカデミア』です。

プログラムの内容

このアカデミアは、起業家の成長段階に応じた3つのプログラムで構成されています。それは、「Code Republic」「Code Republic Startup School」「Code Republic Studio」です。これらのプログラムでは、アイデアの発想から事業計画の実行までをフルサポートします。

1. Code Republic

このプログラムは、次世代ユニコーン企業を志向する起業家に特化したアクセラレータープログラムです。選考を経て選ばれた企業には700万円の創業資金が提供され、3ヶ月間にわたるメンタリングやネットワークの支援が行われます。

2. Code Republic Startup School

慶應義塾大学の琴坂将広研究会との共同で展開されるこのプログラムでは、実際の成功事例をもとにした全6回の集中講義を提供します。これにより、事業アイデアをより具体的な事業計画へと進化させる機会を創出します。

3. Code Republic Studio

この会員制プログラムは起業家や専門家からの直接の学びを得られるセミナー、オンラインコミュニティの提供を通じて、参加者が起業に関する悩みや疑問を解消できる場所を提供します。

集う思いと未来への期待

この『Code Republicアカデミア』を通じ、多くの有望な起業家が育成されることが期待されています。川邊健太郎社長は、「インターネットの力で社会課題を解決し、新たな未来を共に創造したい」とコメント。また、Code Republicの共同代表である衛藤バタラ氏も「起業しやすい環境を整えることが重要」と話し、その意気込みを語っています。さらに、堀新一郎氏は「一人でも多くの起業家を育てるために全力を注ぐ」と意気込みを示しています。これらのメンバーが一丸となり、次世代を担う起業家の育成に取り組む姿勢は、今後の日本のビジネスシーンに大きな影響を与えるでしょう。