モバイル建築による社会デザイン奨学金の募集
一般社団法人日本モバイル建築協会(代表理事長:坂俊成)は、令和7年度のモバイル建築による社会デザイン奨学金を募集します。この奨学金は、木造モバイル建築に関連した研究に取り組む学生を支援するためのもので、特に技術的および制度的課題に関する解決策を探ることを目的としています。
1. 奨学金の詳細
この奨学金は、返済不要な給付型です。他の奨学金と併用も可能で、学生にとって多様な財政支援を受けることができるのが特徴です。
2. 資格と条件
対象は日本国内の大学院生、大学生、高等専門学校生であり、応募者は木造モバイル建築に関するテーマを用いた研究を行っていることが求められます。具体的には、地方創生や応急仮設住宅の利用をテーマにした研究開発も対象となります。
木造モバイル建築とは?
木造モバイル建築は、分離・輸送が容易な構造を持ち、移設可能なタイプの建築物を指します。そして特に、災害時の応急宿泊所としての機能を持つことから、近年その重要性が高まっています。
3. 募集要項
- - 支給人数: 大学院生2名、大学生1名、高等専門学校生1名の計4名を募集します。
- - 給付金額:
- 大学院生: 年10万円
- 大学生: 年5万円
- 高等専門学校生: 年5万円
- - 募集期間: 令和7年4月7日から4月21日まで
- - 選考方法: 書類審査を行います。
- - 選考結果通知: 5月中旬頃までにメールで通知されます。
4. 応募方法
応募時には以下の書類が必要です。
1. 申請書(様式1)
2. 誓約書(様式2)
3. 研究計画書(様式は任意)
4. 在学証明書
応募書類は、簡易書留にて指定の住所まで郵送してください。なお、応募書類は返却されませんのでご注意ください。
5. 結果の公表
奨学金の支給を受けた学生は、研究報告書を所定の期限までに提出することが必須です。研究成果の公開は、協会の活動の一環として重要視されています。
6. お問い合わせと詳細
本奨学金の詳細や応募に関する質問は、
日本モバイル建築協会の公式サイトを通じてお問い合わせください。
この奨学金は、浮かび上がる社会の課題を解決するための重要なステップであり、未来の建築界を担う若者たちを支援する新たな足掛かりとなることを期待しています。