YAMAGIWAと永山祐子氏が贈る新たな照明アート「FUWARI」
株式会社YAMAGIWAから新たに登場したペンダント照明「FUWARI」が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。このニュースは、同社が日本の照明業界において持つ影響力をさらに際立たせるものでしょう。YAMAGIWAは、1923年に設立され、その後も革新的な照明器具や技術の追求を続けてきました。特に「The Art of Lighting」というタグラインのもと、美しい暮らしを提供することに注力しています。
受賞商品「FUWARI」の特徴
「FUWARI」は、 renowned architect 永山祐子氏がデザインした照明です。彼女のデザイン哲学が色濃く反映されています。この製品は、光がふんわりと浮かぶ様子を想起させる形状でデザインされています。特に注目すべきは、内側にくるんと巻かれた独特のカーブ。このカーブは、特別な製造技術である「逐次成形」によって実現されています。この方式は、金属を部分的に変形させることで独特な形を生み出し、個々の製品にわずかな差異を持たせています。
デザインと評価
グッドデザイン賞を受賞した際の審査委員のコメントには、製品の名前「FUWARI」が技術的な背景を持ちながらも、非常に心地よい浮遊感を持つ照明であると高く評価されました。緩やかなカーブを描くシェードは、見る角度によって表情を変えることができ、シンプルでありながらもその使い方や吊るし方によって様々な印象を与えます。また、表面のバイブレーション加工によって光の拡散が促進される点も評価されました。
「FUWARI」が広がる生活空間
この照明は、和の空間にも自然に馴染むデザインで、現代的なライフスタイルにもフィットします。「FUWARI」を部屋に取り入れることで、生活空間に新たな光の演出を加えることができ、リラックスしたひとときを提供します。特に、家の中の落ち着いた空間を求める人にとって、選ぶべきアイテムの一つとなるでしょう。
展示会「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」
受賞作品は、2024年11月1日から11月5日まで東京ミッドタウンで開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」に展示されます。会場の詳細は東京都港区赤坂9-7-1です。
この機会に、「FUWARI」を直接見て、その魅力を体感してみるのもいいでしょう。開場時間は11:00~19:00(11月5日は18:00閉場)です。
グッドデザイン賞の意義
グッドデザイン賞は、1957年にその創設以来、社会的な問題解決を目指すデザイン活動として広く知られています。さまざまな企業や組織が参加する中で、優れたデザインを選出し、その価値を広めることを目的としています。受賞した製品には、象徴的な「Gマーク」が付与され、多くの人々にその良さが伝わっています。
まとめ
YAMAGIWAの「FUWARI」は、ただの照明器具ではなく、光とデザインが融合したアート作品と言えるでしょう。受賞をきっかけに、その魅力が一層広がっていくことが期待されます。日々の生活に美を求める人々にとって、この照明は新たな選択肢を提供することでしょう。是非、その魅力を直接体験して、新しい光の世界に触れてみてください。