地方発!α世代高校生が起業家精神を学ぶ研修旅行の魅力とは
2024年の国際競争力が過去最低を記録した日本。この厳しい現状の中で、α世代(2010年以降生まれ)の若者たちが起業に強い関心を持ち始めていることがわかります。特に高校生を対象とした企業訪問が増えている今、山形明正高等学校のグローバルリーダーコースの生徒たちが、栃木県矢板市にある株式会社ブリジックを訪れることが決定しました。
研修旅行の概要
この研修旅行は、11月11日(火)に行われ、代表の木村由貴子氏が講話を行う予定です。場所は豊かな自然に囲まれた大谷石で造られた倉会議室。ここで、故郷での起業についてのディスカッションが行われる予定です。
大谷石は栃木県宇都宮市の特産品で、地元の資源を活かした企業の姿勢を生徒たちに伝える良い機会になります。また、地域においても起業が成功するケースが多くあることを実感してもらう狙いがあります。
事業の立ち上げと地方の可能性
企業が都市部に集中せざるを得ない理由はありません。地方でも十分に起業することができることを、生徒たちに理解してもらうための具体的な事例を紹介する予定です。木村代表自身が家庭と事業を両立させる女性起業家として経験をもとに話をすることで、更なる学びが期待されます。
大手企業との関係とグローバルなビジョン
研修では地方における中小企業が大企業とどのような関係を築いているのか、また海外からのパートナーとの協業についても話されます。生徒たちが将来、国際的な舞台で活躍するための視点を得る貴重な機会になることでしょう。
特に英語を活かした業務の内容も紹介されるため、グローバルに将来を見据える生徒たちには、学びの多い時間になることが期待されています。
生徒とのディスカッション
質疑応答で生徒たちの疑問にも応じ、ダイレクトなコミュニケーションを促進します。この対話を通じて、起業に対する具体的なイメージを持ってもらうことが目的です。生徒たちの関心や疑問に直面することで、より深い理解を得られるでしょう。
起業への道のりと可能性
高校生たちにとって、このような経験は貴重であり、起業に対する意識を高めるきっかけとなるでしょう。特に「田舎でも、石倉の一角でも大手企業から仕事を受けられる」というメッセージは、若い世代に自信を持たせ、挑戦する勇気を与えるものです。
「子育て期の女性が起業し、11年間経営を続けている」という実績は、彼女たちに夢を描くきっかけを与えることでしょう。今回の研修旅行を通じて、少しでも多くの高校生が起業家精神に目覚め、将来にわたる新たな挑戦へとつながれば幸いです。
結論
国内外の企業からの支援を受けながら地方での起業を実現することが可能であるという事実。これは単なる講話の枠を越え、実際に行動を起こすきっかけとなることと思います。このような取り組みが広がりを見せる中、栃木県内の高校生たちにも成功事例を知ってもらい、起業の可能性を広げていってほしいです。