アメリカンフォーマルを再構築するコラボが実現！ブルックスブラザーズとENGINEERED GARMENTS

ブルックスブラザーズ×ENGINEERED GARMENTSの革新コレクション

ファッション業界の注目を集めているコラボレーションが、ブルックスブラザーズとENGINEERED GARMENTSの間で実現しました。この新しいコレクションは、アメリカンフォーマルウェアの伝統を再解釈し、革新を促すデザイン哲学が詰まっています。

コラボレーションの背景

ブルックスブラザーズの創業は1818年。アメリカ初の既製服を提案した歴史あるブランドです。そのため、彼らの服には常に伝統と革新が共存しています。一方のENGINEERED GARMENTSも、創業者の鈴木大器氏の独自のビジョンに基づいたデザインを追求しており、非対称性や機能性に重きを置いています。

このコラボレーションは、鈴木氏、自社CEOのケン・オオハシ氏、そしてクリエイティブディレクターのマイケル・バスティアン氏の会話からスタートしました。バスティアン氏がカジュアルウェアを超えた新しい道を模索する提案をしたことがきっかけとなり、フォーマルウェアの新しい解釈が目指されました。

新しいフォーマルウェアのスタイル

このコレクションの特徴は、多様な素材とディテールを用いたアイテムの数々です。例えば、サテン仕立てのピークドラペルを持つデニムのタキシードジャケットや、リラックスフィットのファティーグパンツは、どことなくカジュアル感を漂わせつつも、きちんとした印象を与えます。さらに、1960年代に展開されていた「Clarney（クラニー）」シャツへのオマージュとしてデザインされたクラバットシャツも見逃せないポイントです。

ブランドのアイコニックな定番アイテムも、この新しいスタイルにうまく取り入れられています。例えば、No.1サックスーツやボタンダウンシャツ、さらにはコードバンローファーなどが、その代表例です。このように、鈴木氏のフォーマルウェアへの愛と敬意が色濃く反映されています。

フォーマルとカジュアルの絶妙な融合

オオハシ氏は、「ブルックスブラザーズは常に伝統を尊重しつつ、アメリカンスタイルの進化を目指してきた」と語っています。過去200年にわたって、フォーマルウェアの中での革新を模索し続けてきたこのブランドにとって、今回のコラボレーションはまさにその集大成なのです。

今回のプロジェクトでは、フォーマルウェアにおける既存のルールに挑戦し、新たな視点での探求が行われました。伝統と革新が一体化したそのデザインは、どこか新鮮さを感じさせます。

コレクションの発売と価格

このコレクションは、2025年10月23日より、ブルックスブラザーズ表参道店、新宿伊勢丹店、福岡岩田屋店、公式オンラインストア、さらにエンジニアドガーメンツ青山、ネペンテス大阪、ネペンテス博多で購入可能です。また、各アイテムの価格も発表されており、特にオーバーサイズのタキシードジャケットやファティーグパンツはそれぞれ209,000円と86,900円（税込）で販売されます。

新たなフォーマルウェアの可能性を広げる、ブルックスブラザーズとENGINEERED GARMENTSのコラボレーション。この機会に、ぜひその魅力に触れてみてはいかがでしょうか？