子どもたちの未来を切り開く特別支援学級と進路フェアが江戸川区で開催！

江戸川区特別支援学級・学校進路フェアが2025年開催！

江戸川区において、特別支援が必要な未就学児から高校生を対象にした「第2回江戸川区特別支援学級・学校進路フェア」が、2025年3月9日（日）に開催されます。このイベントは、教育・進学・進路・就労・生活に関する総合相談の場を提供し、子どもたちが自分らしく生きていける人生の道筋を見つけるためのリソースとなることを目的としています。

フェア開催の背景

障がいのある子どもや発達に課題を抱える子どもたちは、進路選択において多くの情報を必要としていますが、その情報が届きにくい状況が続いています。このフェアでは、進路選択に必要な情報を集め、自分に合った選択肢を知る場を提供することで、より多くの子どもたちが豊かな未来を描けるようサポートします。

特に、江戸川区の特別支援学級には小学校1,708名、中学校561名が在籍しており、特別支援学校を卒業した後の進路選択については、約6割が社会福祉施設等に入所や通所する現状です。このような環境を考慮し、昨年の初開催時には約500名が来場し、大変好評を博しました。

フェアの特徴

ワンストップ相談

このフェアの大きな特長は、予約不要・入場無料で利用できるワンストップ相談です。教育や進路、就労、生活、親なき後問題に関する相談窓口が設けられ、参加者は専門家からアドバイスを直接受けられます。

多様な出展ブース

また、特別支援学校だけでなく、普通科・通信制・単位制高校、チャレンジスクールなど、多様な教育機関が参加し、子どもたちの可能性を広げる情報を提供します。さらに、行政や医療機関、企業などもブースを出展し、参加者は多角的な視点から進路を考えることが可能です。

参加対象と具体的な内容

フェアは、障がいのあるお子様やその保護者、特別支援学校の教職員など、幅広い対象者を受け入れます。参加者は、特別支援学校高等部の学習内容や各種支援機関への相談を通じて、自身の状況に合った選択肢を見つけやすくなります。

実行委員会からのメッセージ

このイベントを主催するNPO法人らいおんはーとの副理事長は、「すべての子どもたちに豊かで幸せな人生を」という基本理念に基づき、ノーマライゼーションの実現に向けて活動を続けています。このフェアを通じて、多様な進路選択肢や必要な支援体制を広く知ってもらい、子どもたちの未来への希望をつなぐことを目指しています。