kanata株式会社が病院DXアワード2025で大賞を受賞！

kanata株式会社が病院DXアワード2025で栄誉を受賞

このたび、ヘルステックスタートアップのkanata株式会社が開発した「kanaVo（カナボー）」が、病院DXの促進に貢献する製品やサービスの中から選ばれ、2025年3月5日（水）にメディカルジャパン大阪で開催された「病院DXアワード2025」にて大賞を受賞しました。

kanaVo（カナボー）の概要

「kanaVo」は、診察時の医師と患者の会話をスムーズに電子カルテへ変換するためのクラウドツールで、AIと音声認識技術を駆使しています。これにより、診察後のカルテ入力にかかる時間が大幅に削減され、医師が患者に向き合う時間を増やすことが可能になっています。

当社の調査によれば、医師は1日あたり約152分をカルテの記載に費やしていますが、kanaVoを導入すればその時間が35分に短縮され、なんと117分もの時間を節約することができるのです。これにより業務効率は75%も向上すると言われています。

利用者の声

多くの医療機関からは、次のようなポジティブなフィードバックが寄せられています。例えば、「数秒で要約されるため診察が効率的になった」「情報が瞬時にドクターと共有されることでトリアージが迅速化した」といったコメントがあり、kanaVoの導入によって医療現場のコミュニケーションが大幅に改善されたことが伺えます。特に訪問医療の現場においても、外出先から迅速に情報共有が可能になっていることが、多くの医療スタッフにとって大きな利点となるでしょう。

受賞の背景

kanata株式会社の代表取締役滝内冬夫氏は、「多くの優れたサービスの中から受賞できたことは本当に嬉しく、信じられない気持ちです。この受賞は、病院DXに取り組んでいる先輩や仲間との出会い、そして審査員の方々からの貴重な助言があってのものです。」と述べています。今後も、kanataは病院DXの推進に向けてさらなる努力を続けていくとしています。

kanaVoの利用条件と料金

製品概要

- 製品名: kanaVo（カナボー）
- 料金: 初期設定費50,000円、年間利用料480,000円
- 無料試用期間: 10日間
- 動作環境: iOS、Windows10以降、Android、macOS Catalina以降

詳細については、kanataの公式ウェブサイトを参照してください。

会社情報

kanata株式会社は、2018年に設立され、東京都中央区に本社を置いています。同社は音声認識技術を活用しており、診察業務の効率化を図るサービスを提供しています。また、資料に記載された情報によると、同社は、高度な構文解析に関する研究開発にも力を入れているとのことです。

医療業界の変革を推し進めるkanata株式会社の今後の展開に期待が寄せられています。病院DXの推進をより一層進め、医療従事者や患者双方にとって有益なサービスを提供し続けることが求められています。