YKK APが新しくリニューアルした門扉シリーズで防犯性能を強化

YKK APが新しい門扉シリーズを発表

YKK AP株式会社が2025年6月2日に新しい門扉シリーズを販売開始します。特に注目されるのは、「エクスティアラ」「シャローネ」「ルシアス」「シンプレオ」といった4つのシリーズがリニューアルされた点です。本記事では、この新しい門扉の特長や防犯性能について詳しくお伝えします。

新電気錠「ポケットキーシステム」

新しい門扉は、YKK APの玄関ドアに多く採用されている「スマートコントロールキー」と連動した電気錠「ポケットキーシステム」を採用しています。これにより、1つの鍵で門扉と玄関ドアの施解錠が可能になります。従来のピタットKey仕様では機能の連携が限られていましたが、今回のリニューアルにより利便性が大幅に向上しました。

このシステムは、リモコンや専用アプリによっても施解錠ができるため、鍵を取り出さずに操作が可能です。また、門扉の自動施錠機能を利用すれば、閉め忘れを防ぐこともできます。

防犯性の向上と耐風性能

近年、匿名・流動型の犯罪グループによる強盗被害が増加しており、住宅の防犯に対する関心が高まっています。新しい門扉シリーズは、このニーズに応える形で、外部からの視線を遮る目隠し機能も充実。幅広なサイズを追加し、視線を防ぎつつプライバシーを守ります。加えて、強風地域にも対応した耐風性能（風速42m/s相当）を持ち、安心して使用できる設計となっています。

抗菌・抗ウイルス塗装

新しい門扉シリーズには、抗菌・抗ウイルス塗装が施されているため、衛生面でも安心です。特に、感染症対策が求められる昨今において、この仕様は非常に重要です。効果的な抗菌性能を持つハンドルを採用し、日常的に多くの人が触れる場所でも安心して使用できるよう配慮されています。

多様なデザインと仕様

YKK APの門扉シリーズは、デザインも豊富に取り揃えています。「エクスティアラ」門扉では新たに幅広・高尺サイズが追加され、外観も美しいままに視線を遮る設計が可能です。一方で「ルシアス」や「シンプレオ」シリーズでは、サムターンの位置を下部に配置することで外部からの操作を抑制し、より強固な防犯性を実現しています。

また、ハンドルの種類も「バーハンドル」「プレートハンドル」「レバーハンドル」の3タイプから選べるため、用途や好みに合わせてカスタマイズが可能です。カラーも豊富で、家庭の外観にマッチするようにデザインが考慮されています。